韓日間の『レーダー対立』が続いている中でチョン・ウヨン教授は8日、歴史学徒のような洞察力で、朝鮮時代に日本の軍艦・雲揚号が海岸の測量を口実に朝鮮領海を侵犯した過去の黒歴史を思い返し、日本を強く批判した。

彼はこの日Facebookで、「2018年12月、東海（トンヘ）上で漂流中だった北韓（北朝鮮）漁船を救助するため、我が海軍の広開土大王艦が出動すると、日本自衛隊の哨戒機が二度の低空飛行で我が方の軍艦を威嚇した」とし、「しかし、日本は盗人猛々しく広開土大王艦が火器官制レーダーで日本の哨戒機を威嚇したと強弁している」と切り出した。

続けて、「これは雲揚号事件（江華島事件）の時も、今回の日本自衛隊の哨戒機脅威飛行事件の時も、日本の挑発方式はまったく同じである」とし、「1875年9月、日本の軍艦・雲揚号が海岸測量を口実に朝鮮領海を侵犯して先に挑発したが、日本政府は盗人猛々しくも朝鮮軍に挑発の責任を求め、通商条約締結を強要した」と過去の歴史的悪夢を思い起こさせた。

彼は、「朝鮮政府はこれに屈服して日本と不平等な江華島条約（日朝修好条規）を締結して、これを契機に日本の朝鮮侵略の策略が本格化した」とし、「日本のやり口は雲揚号事件の時と全く同じだが、今の韓国は盗人猛々しい強弁な主張に屈服したあの時の朝鮮ではない」と言い聞かせた。

特に、「150年前と寸分も違わない挑発方式を駆使する日本を怖がる理由はない」とし、「ただし、その時代には日王誕生日パーティーや、自衛隊創設記念式のような行事に参加して祝う間抜けな韓国人はいなかったが、今はそのような人間が非常に多い」とし、自由韓国党の一部の議員を狙った。

そして、「（2019年は）三・一運動100周年を記念する事も重要だが、三・一精神を実践する事の方が重要である」とし、「今は三・一運動から100年間に清算する事ができなかった “卑しい精神” と憤然と決別しなければならない」と声を高めた。

グッドモーニング忠清（韓国語）
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