この夏、韓国で「慰安婦」関連のドキュメンタリー映画が続々公開される。
「慰安婦」と「」に入れたのは、韓国では最近、慰安婦という言葉はあまり使われず、「日本軍性奴隷制被害者」という言葉が使われるようになってきているからだ。試写会後の会見でも「被害者本人が慰安婦という言葉を嫌っています」と、使わないようにお願いされた。とはいえ日本では分かりにくいので、「慰安婦」とする。
実際、韓国では元「慰安婦」のことをおばあさんという意味の「ハルモニ」と呼ぶことが多い。まず6月20日に公開されたのは、ハルモニたちの日常を追った「まわり道」。ハルモニたちが共同生活を送る「ナヌムの家」が主な舞台だ。現在、韓国政府登録の生存の被害者は21人で、このうち6人はナヌムの家で暮らしている。
ナヌムの家は京畿道広州市にあり、私も2017年に訪ねたことがある。日韓の学生たちと一緒に訪ねたが、ハルモニたちは高齢で認知症の症状もあり、会うだけで精一杯、話を聞くのは難しいと聞いていた。最初は無口だったハルモニだが、日本の学生たちが遠慮深く遠回しに質問するのを見かねたのか、突然自身の体験をとうとうと語りだした。
そのすごい迫力に飲まれ、数十分にわたって通訳を挟むタイミングも逃し続けたが、韓国語の分からない日本の学生たちも涙を流して聞き入っていた。それが、李玉善(イ・オクソン)ハルモニだった。映画「まわり道」は、李玉善ハルモニの語り口で展開する。
イ・スンヒョン監督は1989年生まれの若い監督で、今回がデビュー作。もともと俳優だ。「慰安婦」を描いた劇映画「鬼郷」(2016)に出演し、助監督も務めた。イ監督は「『鬼郷』に参加して初めてこの問題(「慰安婦」の問題)を知ったと言っていいほど、無知だった」と話す。「鬼郷」をきっかけにハルモニたちとの交流が生まれ、ナヌムの家が管理する映像を土台に映画化することになった。20年にわたる記録で、1600本を超えるビデオやCDを編集し、追加で撮影した。「20年前の元気なハルモニたちの姿が愛らしく、笑いあふれる日常を映画にしたいと思った」と話す。
印象に残ったのは、2000年代前半、日本政府との「慰安婦」問題の交渉に消極的な韓国政府に怒ったハルモニたちが青瓦台(韓国大統領府)に抗議に向かうところで、韓国の警察が行く手を阻んだ場面だ。道路を掘り起こし、通れなくした。これにはハルモニたちが「日本の警察でもこんなことはしない」と、詰め寄って悔しさを訴えた。日本から見ると2015年の「慰安婦」問題の日韓合意後、韓国内で合意反対の世論が巻き起こった背景は分かりにくいと思う。私の見る限り、ハルモニの頭越しに合意がなされたことに対する反感が大きかった。ハルモニたちは日本政府だけでなく、韓国政府に失望することも少なくないようだ。
7月には、日本で話題になっているドキュメンタリー映画「主戦場」が韓国でも公開される予定だ。「慰安婦」問題の論争を日系アメリカ人のミキ・デザキ監督が対立する主張を織り交ぜて分析を加えた作品で、韓国の観客には日本にも様々な意見があることが分かって新鮮だと思う。昨年10月の釜山国際映画祭でも上映されたが、まだ韓国ではこの映画について知らない人がほとんどだ。
8月に公開を控えるのは「金福童(キム・ボクトン)」。1月に亡くなった金福童ハルモニを追ったドキュメンタリー映画で、世界中で被害を訴えて回った運動家の姿を伝える。
実は韓国では2015年の日韓合意以降、「鬼郷」を皮切りに「慰安婦」関連の劇映画が毎年公開されてきたが、日本では自主上映のみ、劇場公開されることはなかった。両国のギャップは開く一方に見えたが、「慰安婦」について語ることがタブーのようになっていた日本の雰囲気を「主戦場」が変えた感がある。政府間は個人的にはあまり期待していないが、市民レベルででも日韓の対話が増えるきっかけになれば、と期待したい。
2019年6月22日 8時0分 朝日新聞GLOBE+
https://news.livedoor.com/article/detail/16659283/
「慰安婦」と「」に入れたのは、韓国では最近、慰安婦という言葉はあまり使われず、「日本軍性奴隷制被害者」という言葉が使われるようになってきているからだ。試写会後の会見でも「被害者本人が慰安婦という言葉を嫌っています」と、使わないようにお願いされた。とはいえ日本では分かりにくいので、「慰安婦」とする。
実際、韓国では元「慰安婦」のことをおばあさんという意味の「ハルモニ」と呼ぶことが多い。まず6月20日に公開されたのは、ハルモニたちの日常を追った「まわり道」。ハルモニたちが共同生活を送る「ナヌムの家」が主な舞台だ。現在、韓国政府登録の生存の被害者は21人で、このうち6人はナヌムの家で暮らしている。
ナヌムの家は京畿道広州市にあり、私も2017年に訪ねたことがある。日韓の学生たちと一緒に訪ねたが、ハルモニたちは高齢で認知症の症状もあり、会うだけで精一杯、話を聞くのは難しいと聞いていた。最初は無口だったハルモニだが、日本の学生たちが遠慮深く遠回しに質問するのを見かねたのか、突然自身の体験をとうとうと語りだした。
そのすごい迫力に飲まれ、数十分にわたって通訳を挟むタイミングも逃し続けたが、韓国語の分からない日本の学生たちも涙を流して聞き入っていた。それが、李玉善(イ・オクソン)ハルモニだった。映画「まわり道」は、李玉善ハルモニの語り口で展開する。
イ・スンヒョン監督は1989年生まれの若い監督で、今回がデビュー作。もともと俳優だ。「慰安婦」を描いた劇映画「鬼郷」(2016)に出演し、助監督も務めた。イ監督は「『鬼郷』に参加して初めてこの問題(「慰安婦」の問題)を知ったと言っていいほど、無知だった」と話す。「鬼郷」をきっかけにハルモニたちとの交流が生まれ、ナヌムの家が管理する映像を土台に映画化することになった。20年にわたる記録で、1600本を超えるビデオやCDを編集し、追加で撮影した。「20年前の元気なハルモニたちの姿が愛らしく、笑いあふれる日常を映画にしたいと思った」と話す。
印象に残ったのは、2000年代前半、日本政府との「慰安婦」問題の交渉に消極的な韓国政府に怒ったハルモニたちが青瓦台(韓国大統領府)に抗議に向かうところで、韓国の警察が行く手を阻んだ場面だ。道路を掘り起こし、通れなくした。これにはハルモニたちが「日本の警察でもこんなことはしない」と、詰め寄って悔しさを訴えた。日本から見ると2015年の「慰安婦」問題の日韓合意後、韓国内で合意反対の世論が巻き起こった背景は分かりにくいと思う。私の見る限り、ハルモニの頭越しに合意がなされたことに対する反感が大きかった。ハルモニたちは日本政府だけでなく、韓国政府に失望することも少なくないようだ。
7月には、日本で話題になっているドキュメンタリー映画「主戦場」が韓国でも公開される予定だ。「慰安婦」問題の論争を日系アメリカ人のミキ・デザキ監督が対立する主張を織り交ぜて分析を加えた作品で、韓国の観客には日本にも様々な意見があることが分かって新鮮だと思う。昨年10月の釜山国際映画祭でも上映されたが、まだ韓国ではこの映画について知らない人がほとんどだ。
8月に公開を控えるのは「金福童(キム・ボクトン)」。1月に亡くなった金福童ハルモニを追ったドキュメンタリー映画で、世界中で被害を訴えて回った運動家の姿を伝える。
実は韓国では2015年の日韓合意以降、「鬼郷」を皮切りに「慰安婦」関連の劇映画が毎年公開されてきたが、日本では自主上映のみ、劇場公開されることはなかった。両国のギャップは開く一方に見えたが、「慰安婦」について語ることがタブーのようになっていた日本の雰囲気を「主戦場」が変えた感がある。政府間は個人的にはあまり期待していないが、市民レベルででも日韓の対話が増えるきっかけになれば、と期待したい。
2019年6月22日 8時0分 朝日新聞GLOBE+
https://news.livedoor.com/article/detail/16659283/
2chの反応
20: 亜生肉 ◆fD0UyRfttY 2019/06/22(土) 22:55:00.98 ID:c+EXwkdU
20: 亜生肉 ◆fD0UyRfttY 2019/06/22(土) 22:55:00.98 ID:c+EXwkdU
>>1
余計に酷くなってるだろうが
Sex Slaveそのまんまじゃないか
余計に酷くなってるだろうが
Sex Slaveそのまんまじゃないか
26: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:57:33.36 ID:sdbHMLTl
>>1
あれっ
韓国人が差し出した売春女
って呼ばれてるけど
あれっ
韓国人が差し出した売春女
って呼ばれてるけど
32: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:59:30.22 ID:yX1kN5dU
>>1
朝日新聞「10年後には慰安婦は差別用語になるニダwwwヘイトスピーチニダwww」
朝日新聞「10年後には慰安婦は差別用語になるニダwwwヘイトスピーチニダwww」
2: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:48:59.06 ID:L7f5vcQa
朝日やらマスコミにも言わせてみろよ
信者をキチガイ扱いしてやんからw
信者をキチガイ扱いしてやんからw
5: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:49:44.26 ID:tgLNm2ft
ただの売春婦と言う事実の糊塗でしかない
9: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:51:50.52 ID:jWwX4fTa
親に売春組織に売られた少女たち
かわいそうやね
かわいそうやね
27: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:57:39.20 ID:ZzVfz4Ij
>>9
別に朝鮮だけに限った話じゃないのにね。
日本にも親に売られた娘がいた時代もあったし、
現在の東南アジアあたりでは今でもあるんじゃないの。
そういう不幸な目に合う女性を救うためのアジア女性基金なんじゃないの?
韓国は外国の不幸な女性に目を向けず自分たちだけを不幸ぶる。
別に朝鮮だけに限った話じゃないのにね。
日本にも親に売られた娘がいた時代もあったし、
現在の東南アジアあたりでは今でもあるんじゃないの。
そういう不幸な目に合う女性を救うためのアジア女性基金なんじゃないの?
韓国は外国の不幸な女性に目を向けず自分たちだけを不幸ぶる。
10: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:52:41.20 ID:vBwhtyuh
朝日は全く反省しとらんな
13: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:53:05.21 ID:47Rl2tWR
なんで朝鮮戦争慰安婦の話題はいっさい出ないんだろう?
右からも左からも出ないよね。
マズい事があるの?
右からも左からも出ないよね。
マズい事があるの?
21: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:55:11.60 ID:UvCn5yHN
>>13
第五種補給品という名の物品扱いだからじゃね?
旧日本軍ではあくまでも売春婦=人間扱いしてたけど、韓国軍ではモノ扱い
同胞たる韓国人女性をオナホのような器物と見做していたというわけさ
第五種補給品という名の物品扱いだからじゃね?
旧日本軍ではあくまでも売春婦=人間扱いしてたけど、韓国軍ではモノ扱い
同胞たる韓国人女性をオナホのような器物と見做していたというわけさ
14: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:53:13.76 ID:18w9w9FC
高給もらって家族が喜々として娘を売り飛ばしてくる奴隷か
珍しい奴隷もあったもんだな
珍しい奴隷もあったもんだな
15: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:53:59.50 ID:SxXm0uRg
長いなあ、売春婦でいいんじゃないの?
16: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:54:00.23 ID:z8SpbAyb
どんどん長くなっていくなw
17: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:54:00.89 ID:KYYSPWQS
普通に売春婦って言ってるぞ日本では、事実やし
22: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:55:31.77 ID:gCtQnLG4
国の基幹産業が売春と被害者ビジネスって
こんな国ほかにないよな。韓国以外に
こんな国ほかにないよな。韓国以外に
23: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:55:34.61 ID:UG7MOymA
❌慰安婦
○詐欺BBA集団
勘違いすんな朝鮮人
○詐欺BBA集団
勘違いすんな朝鮮人
25: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:56:41.42 ID:yB/Xt9gb
曖昧な言い回しをやめたら単なるデマで終わるんだがw
29: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:58:19.99 ID:9sOQthf1
すげえエスカレートしたなw
日本ではもう「いわゆる慰安婦」としか表記してないのに
日本ではもう「いわゆる慰安婦」としか表記してないのに
30: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 22:58:37.50 ID:o3oGS3iF
だから職業売春婦だってば
41: (´・ω・`)(`ハ´ )さん 2019/06/22(土) 23:01:54.11 ID:7/cAsyTR
従軍慰安婦 ⇒ 慰安婦 ⇒ 性奴隷
用語からしていい加減。
ただし、5W1Hがでたらめなアサヒに洗脳されたジジババと馬鹿ガキは、何も違和感を感じることが無い。
実際には、人権意識が鈍感になっていて、だからこそ、こんなずさんな用語にだまされるのだ。
用語からしていい加減。
ただし、5W1Hがでたらめなアサヒに洗脳されたジジババと馬鹿ガキは、何も違和感を感じることが無い。
実際には、人権意識が鈍感になっていて、だからこそ、こんなずさんな用語にだまされるのだ。
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