イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が「首都」と位置づけるシリア北部ラッカの奪還作戦で、米主導の有志連合の支援を受けるクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」が同市内の4分の1を制圧した。在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が26日、発表した。
SDFは7か月にわたる戦闘の末にラッカを包囲した後、今月6日に市内に進攻した。
同監視団のラミ・アブドル・ラフマン代表はAFPの取材に応じ、「進攻開始以降SDFは、建物が密集する地区で構成される市域の約25%を奪取した」と語った。