富山県や富山県漁業協同組合連合会によりますと、能登半島沖の日本海で、ことし6月、入善町のイカ釣り漁船がほかの県の漁船と船団を組み、夜間に照明の光を使ってスルメイカを集め、漁を行っていたところ、外国の漁船数百隻に囲まれたということです。
この水域は日本の排他的経済水域にある「大和堆」と呼ばれる漁場ですが、外国の漁船は「流し網」と呼ばれる網を使い、集まっていたスルメイカをまとめて捕って行ったということです。
県は、この船や県漁連からの報告を受けて、今後、水産庁や海上保安庁に取り締まりなどの対策を強化するよう求めたいとしています。
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