1: 昆虫図鑑 ★ 2020/12/01(火) 07:50:27.05 ID:CAP_USER

tokugawayosinobu
中国の著者によって書かれた日本史の本——とても奇妙な作品のように思えますが、実は意外と興味深いものです。
我々が知っている日本の歴史を通して、当時中国との比較、現代中国への暗喩、日本に対する正直な気持ちなどが随所に散りばめられています。
この記事では、12月5日販売開始の新刊『明治維新の教え —中国はなぜ近代日本に学ぶのか』(中信出版日本)を一部抜粋して面白くなる「読み方」を紹介します。

(略)

しかし『明治維新の教え』の著者・馬国川氏は国と国民を守るため自ら強大な権力を手放した世界でも稀な例として、一人の日本人を挙げています。
江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜です。
日本では「江戸時代を終わらせた」「戦わずして逃げた」などの理由で評価が高いとは言えない人物ですが、 中国人ジャーナリスト馬国川氏の目には、「自ら権力を手放す」という世界でも例を見ない偉業を成し遂げた政治家だと同書には描かれています。

<「国家の転換」という重要な局面において、政治家は重要な役割を担い、しばしば難しい選択を迫られる。もっとも難しいのは、彼ら自身の進退である。
なぜなら、それは個人的な栄辱だけでなく、歴史の進展にも影響を及ぼすからである。徳川幕府最後の将軍・慶喜がまさにそうだった>

(略)

<自ら権力を手放して、潔く隠居を決めた「紳士」を、弱虫だと貶めることはできない。1868年、もし慶喜が新政府軍との決戦を決めていたならば、 日本の歴史は書き換えられていたに違いない。少なくとも明治維新はあれほど順調には進まなかっただろう。日本は長期的な内戦に陥り、敗北国家となっていたかもしれない。
慶喜が個人的権力のために戦わず、勇敢に一線を退いたことは、国家の進歩に大きく貢献した。彼の行為は英雄と呼ぶにふさわしいものである。
権力は、一度握ると手放せなくなる。歴史の舞台に立つ政治家には勇気が必要だが、それ以上に度胸を試されるのは、舞台から下りるときである。
特に19世紀半ば、徳川慶喜が自らその舞台から下りた英断には感心させられる。
当時、東方国家には、指導者と平和裏に交替できる民主制度がなかったため、政治家は政界で老死するか、他から追い出されるかであり、自らその権力を放棄した者はいなかった。
100年以上が過ぎても、政治家というのは、死ぬまで権力を手放さない(最終的には、暴君や国賊に成り下がってしまうことが多い)。
その意味で、勇退した慶喜は、日本の歴史における功労者であり、世界の政治文明史における偉人であると言えよう>

日本では負の評価が多い慶喜ですが、日本国外の人からこのよう客観的に評せられることで、「歴史観」の多面性を実感せざるを得ないのではないかと思います。
もちろん、現代の政治家を判断する上で「歴史的な視点」というものも忘れてはならないということも改めて喚起されるのです。

CITIC PRESS JAPAN
https://citicpressjapan.com/articles/detail/5656

2chの反応

2: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 07:54:56.79 ID:LQwXJBrr
禅譲って中国の言葉だと思ってたが

35: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 08:22:59.99 ID:bPftjv+T
>>2
支那では同一政権内での禅定はあっても、政権が交代するほどの事態の時は常に内乱になって、
旧主派は徹底的に抗うのがあたりまえだからな
政権の禅譲なんてありえない

46: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 08:34:11.06 ID:nlE0EjrT
>>2
中国の禅譲だと後で殺されるパターンが多いからなあ
もちろん次の王朝がちゃんと保護した例もあるけど

51: マジカル☆コリア ◆JPCA8kV5sE 2020/12/01(火) 08:35:36.72 ID:4YTLtVJ/
>>2
王莽は一応、禅譲じゃない?
・・・形の上だけでは。
曹丕も形の上では禅譲だっけ?

134: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 09:34:00.72 ID:eOuNsX+g
>>51
けっこう優しめの禅譲だったような、献帝も余生を全うしてるし
まぁ曹操が献帝まつりあげそうなのを完全に排除してたんであえて弑逆する必要もなかったんだろうけど

317: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 11:54:26.18 ID:1gryNopK
>>51
「禅譲」+「させる」までがセットだからな。

108: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 09:10:47.16 ID:50hOccQr
>>2
堯舜禹だけだろ、美しく禅譲したのは。
その後の世代は全部禅譲という名の脅迫強奪、
日本と中国で同じ言葉でも意味合いが違うっての多いみたいだけど
今の中国だと禅譲ってのは美しい言葉ではなくて
脅迫して地位を強奪すること、なんだろうな。
企業のトップ交代劇とか、買収とか、団体会長の交代とか、政権交代とか。

328: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 12:16:14.40 ID:sAfWI+Bb
>>2
真の禅譲は神話の時代にしかない。
あとは全部禅譲とは名ばかりの強制。簒奪。

3: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 07:55:15.93 ID:ppq0CJBI
日本では負の評価が多いか?

122: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 09:25:55.93 ID:Zgzemn0C
>>3
大河にもなってるほどだし見直されてるからそうでもないよな
単に記者の主観だろ

126: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 09:28:38.91 ID:15nKH4Yp
>>122
このスレの中だけでもヘタれだの優柔不断だのけなされまくってるんだが

475: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 14:32:01.69 ID:Swf31zzj
>>3
薩長土肥官軍の書いた歴史がまかり通っているからな
日露戦争の東郷、乃木は英雄として有名だがその前段階の柴五郎中佐はほとんど知られていない
日本国内では知られていないが海外では超有名な軍人の中の軍人
柴五郎の活躍がなければ日英同盟もなかったし日露戦争の勝利もなかったと言える

4: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 07:56:11.92 ID:eRgSM1pU
慶喜に負の評価が多いか?

7: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 07:59:38.43 ID:LQwXJBrr
>>4
多いだろ
戊辰戦争で江戸にトンズラこいたし

241: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 10:43:51.10 ID:JrQkfzKa
>>4
るろうに剣心で四乃森蒼紫がクソミソに批判した後、
「分かってる、あれは内戦を長引かせない為の高度な政治的判断だろう」
とフォローしていたような記憶がある

5: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 07:56:18.31 ID:ppq0CJBI
日本でも評価されてるだろ

8: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 08:00:01.92 ID:5MXFehPr
>>5
幕府が本気で戦ってたら、勝ってたのは間違いない。
製鉄所や軍艦を作る造船所、ナショナルバンクの原型も存在してた。他の藩とは、レベルが違う。

42: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 08:31:36.93 ID:LVulxUEd
>>8
だが、肝心の幕府軍で戦ってくれる藩が少なかった。。。

157: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 09:51:33.44 ID:oloSKwhd
>>42
鳥羽伏見の戦いでは薩長側兵力の5000人に対し幕府側は3倍の15000人いたよ。
主力は幕府陸軍でフランス軍事顧問団に指導されてたよ。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%E5%BA%9C%E9%B8%E8%BB%8D

160: 八紘一宇は日本の国是 2020/12/01(火) 09:53:28.87 ID:w2L+AiMX
>>157
最後の錦の御旗伝説だわさ
慶喜公は水戸学にドップリだったんで玉を相手に取られた時点で負け確定

173: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 10:02:15.03 ID:dWtRFsYi
>>160
司馬遼太郎によると、それまで準譜代とされてきて、砲兵陣地を任されていた津の藤堂藩が、錦の御旗が上がった瞬間、掌返して幕軍に砲撃を加え始めたとか。
さすが藤堂高虎の子孫と、当時でも大評判ww

433: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 13:41:11.25 ID:rLnS+Fbi
>>173
「藤堂に切られぬ為政者であれ」ってのが、戦国から生きていた教訓なんだろうな。

281: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 11:11:09.16 ID:4KnATHm9
>>8
>幕府が本気で戦ってたら、勝ってたのは間違>いない

戊辰戦争で薩長軍にボコられまくってたじゃん
薩英戦争や四国艦隊事件で外国とも一戦交えた薩長軍と二百年以上のんべんだらりと過ごしてきた幕府軍とでは勝負にならんよ。

282: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 11:11:59.48 ID:D08iDOEl
>>281
それから幕府軍もめっちゃ近代化してるから
同党にはなってたんじゃね

296: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 11:27:28.37 ID:dWtRFsYi
>>281
薩英戦争じゃ鹿児島の市街焼かれてるし、四国艦隊事件じゃ侍が先頭切って逃げ出してるし。

新潟じゃ10万石かそこらの藩に官軍ボコられまくり。
函館でも土方歳三に二股口でボコられる。

幕軍に統一した司令官がいたら流れが変わったかもしれん。
全ては「If」の世界だが。

300: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 11:34:46.93 ID:zJ/Z5Gu5
>>296
長岡城は一旦奪還したけどすぐ取り返されてるでしょ?

奥羽越列藩同盟は藩同士のまとまりがない、戦闘員の人数が少ない、海軍がない、長岡藩庄内藩を除く藩は最新兵器を持っていないで負けたんだ。

13: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 08:06:58.47 ID:iBYhL+NC
そんなに徳川慶喜は日本国民に低評価されてるの? 信じられんな

146: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 09:44:44.06 ID:0KCwKLxD
>>13
されてないよ
日本の義務教育を受けていない記者の思い込み

316: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 11:54:20.72 ID:DIIJJ6AU
>>13
相対的評価じゃね?
他の幕末志士等と比べたら一段落ちるよ

14: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 08:08:33.96 ID:A6rjHC0i
変わらなきゃ国があかん事になる状況で今後の国の事考えて最善だと思う手段取ったんやろ 評価に値するわ

15: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 08:08:44.79 ID:81aQAJ/z
ん?遠回しにキンペーやめろっていってるん?w

140: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 09:37:07.63 ID:XJmRjJfT
>>15
その通り。

320: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 11:57:51.89 ID:nR+4XvGF
>>15
だよねぇ
こんなん書いて大丈夫なんかな

そもそも中国は内紛が必ず起こる風土だけど
退くなんて無理じゃないか

325: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 12:04:10.19 ID:1gryNopK
>>320
反習近平連中の断末魔。
だが,習近平一派が直ぐに分裂し始めるのは必定。

358: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2020/12/01(火) 12:47:09.15 ID:cSlqrMoK
>>15
シー
それは言っちゃいかん

押していただけると励みになります。

人気ブログランキング

にほんブログ村 2ちゃんねるブログへ
にほんブログ村