米太平洋艦隊のスコット・スウィフト司令官は、中国へ核攻撃を行う用意について発表した。スウィフト司令官によると、核攻撃の命令がトランプ大統領から入った場合、その命令を実行する。


AP通信によると、大規模衝突の可能性についてスウィフト氏はオーストラリア国立大学で開かれた安全保障カンファレンスで演説した際に述べた。演説後に聴衆のうちの学者が、中国への核攻撃という大統領の命令を実行するかと質問。スウィフト氏は、「答えはイエス」と答えた。

米中関係はこの数ヶ月で急速に複雑になっている。緊張関係は特に、複数諸国が領有権を主張する南シナ海の海域に関係。同海域での両国海軍の行動について、定期的に争論が起きている。

米国は同海域における中国の領有権を認めず、公海の通行が国際上認められているという「航行の自由」を主張している。

スプートニク
https://jp.sputniknews.com/politics/201707273932871/


「大統領が命令すれば中国への核攻撃も辞さない」 
米太平洋艦隊司令官、豪国立大学安全保障セミナーで警告


 7月27日、オーストラリア国立大学で開催された安全保障会議における質問に答えるかたちで、スコット・スイフト太平洋艦隊司令官(提督)は、「仮設の質問であることを前提に、もし大統領命令が下されれば、我々は来週にも中国への核攻撃を行う」と回答した。
 このセミナーは米豪合同軍事演習を終えた時点で行われた。

 豪の北西部沿海、豪のEEZ海域内で行われた米豪軍事演習には中国のスパイ船が多数、観測のために付近を航行していた。
 米軍は空母ロナルドレーガンを筆頭に36の艦船が参加し、航空機は220機、合計33000人が訓練を行った。大規模な演習である。

 スコット・スイフト太平洋艦隊司令官は、席上、「米国の憲法に従い、軍はシヴィリアン・コントロールの元にあり、大統領が命令すれば、その通りにするのが軍のつとめである」と軍隊の規律を確認する。

 また提督は「豪の経済排他水域に中国軍の艦船がはいっていることは国連海洋法でみとめられており、ハワイ沖の軍事演習でも中国の観測船が這入り込んできている。問題は米海軍が同じことを中国のEEZで行おうとすれば中国が反対することである」と追加の発言をした。

 米国では憲法の範囲内の発言であり、問題視されていないが、中国語メディアは大騒ぎをしている。

宮崎正弘の国際ニュース・早読み
http://melma.com/backnumber_45206_6562115/


踏み込んだ発言をしましたね。中共へのメッセージです。中国共産党はどういった反応を見せるのか。

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