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明治時代に札幌市で盗掘され、ドイツに持ち出されていたアイヌ民族の遺骨が2日、138年ぶりに北海道に戻りました。


アイヌ民族の遺骨は19世紀半ばから戦後にかけて研究目的で墓から掘り出されるなどして一部は海外にも持ち出されました。このうちドイツのベルリンにある学術団体が保管していた遺骨1体が先月31日、現地で日本側に返還され、2日午前、北海道アイヌ協会の加藤忠理事長らとともに新千歳空港に到着しました。

遺骨を保管していたドイツの学術団体の記録では、この遺骨は1879年(明治12年)に現在の札幌市中心部にあった墓から盗掘されて持ち出されたことがわかっていて、北海道に戻るのは138年ぶりとなります。遺骨は盗掘された場所に近い札幌市北区の北海道大学に運ばれ、アイヌ協会の関係者などが見守る中、キャンパス内にあるアイヌ納骨堂に納められました。


北海道アイヌ協会の加藤理事長は「遺骨が138年もの間、どのように過ごしたかと思うと涙が出るし、申し訳ない気持ちもあるが、ふるさとにもどり喜んでいると感じている。4日にアイヌ民族の伝統的な儀式、イチャルパを丁重にしてあげたい」と話していました。

また、遺骨の返還に向けて交渉を行った内閣官房アイヌ総合政策室の平井裕秀室長は「遺骨を持ち帰ることができ安どしているとともに、引き続き、海外にある遺骨の調査と返還に努めたい」と述べました。


NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011084631000.html


遺伝子分析で、アイヌと沖縄の人は本州の人よりも縄文人に近いことがわかっています。ともあれ無事に帰ってきて良かったです。

2chの反応

>おいおい、どこの誰の墓だよ?

>アイヌって縄文人? 
朝鮮半島から稲作を持ってきた弥生人が僻地に追いやったのか?

>DNA解析では日本から朝鮮に米が渡ったことが判明している

>なんで急に?
へんなの

>去年の裁判の結果北大が返還したので、では他もやりましょうという流れだろう
オーストラリア相手の政府間交渉も始まっている

>ご丁寧にありがとうございます。
還ってきたよかったですね。

>戦前の北大の先生が警察を連れて、官製墓荒らしをして回ったから。

だから頭骨サイズや身長などは非常に詳しく文献となり、
反面、一体毎じゃなくて各部位毎に箱に入れたから、誰が誰なのかもう分からない。

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