ウクライナ国防相が近く解任の可能性　地元メディアが報道
　ウクライナのメディア「ウクライナ・プラウダ」は5日、政府や軍の関係者の話として、
ウクライナのレズニコウ国防相（56）が近く解任される可能性がある、と伝えた。
後任には国防省のブダノフ情報総局長が有力視されているという。

　現地メディア「キーウ・インディペンデント」が5日、引用する形で伝えた。
キーウ・インディペンデントの取材に対しても、政府関係者がレズニコウ氏が近い将来に交代となる可能性を認めたという。

　報道によると、レズニコウ氏は法務相に、現在の法務相は欧州のウクライナ大使に任命される玉突き人事案が浮上しているという。

　レズニコウ氏は2021年11月に国防相に就任。
ロシアによるウクライナへの全面侵攻後、西側諸国との連携などで重要な役割を果たしてきた。
ただ、国防省をめぐっては1月、特定企業から相場より高い価格で軍の食料を調達していたとの疑惑が報じられた。
国防省は疑惑を否定したが、副大臣が辞任していた。

■■■2月5日（日本時間）■■■
朝日18:40（キーウ11:40）
https://www.asahi.com/articles/ASR240GY0R23UHBI046.html