東ティモール
もともとは王国だった。13世紀ごろから中国人、つまり客家の入植が始まり、現地人との混血もあったため、中国人の血筋をもつチモール人がかなりいる。
現在、東チモールの人口は60万人強だが、中国人が推定7000人弱。1970年の人口調査では6120人だった。

ポルトガル、オランダに占領され、戦争中は日本軍が占領し、独立の気運が燃え広がったときにインドネシアが軍を進めて、併合した。独立から15年、政情はなんとか落ち着いたかに見える。
しかし大統領派vs首相派、独立反対派vsナショナリストの対立に加え、軍隊のなかにも主流派と反主流派が対立しており、小さな国なのに少数政党が乱立。単独過半の政党はない。
首都ディリに日本の大使館を開設し、経済援助のためJICAを中心に在留邦人は116名(外務省史料)という。
 産業といえば、ガスと石油しかない。しかも沖合の油田の共同プロジェクトは豪と揉め続けており、「チモール海条約」は破棄された。
またインドネシアとは根が深いがあり独立直後の西側の支援もほぼ息切れ。

 当然、こういうチャンスを活かす国がある。中国はさっと東チモールに接近し、まずは住宅建設のお手伝いと称して、6000万ドルを投下した。ディリにはビル建設が始まった。このため北京、上海、深セン、義鳥、広州、香港を経由する貨物便(チャーター便)がディリと中国との間に開設され、労働者も入った。昨年には中国軍の艦艇が東チモールに寄港したため、インドネシア、豪が警戒している。

宮崎正弘の国際ニュース・早読み
http://melma.com/backnumber_45206_6575443

こういった所に入り込むのは上手いですね、中共。労働者はどうせ中国人ですから、しばらくすると現地の人達と揉めるのが様式美ですが、どうなることやら。オーストラリアが中共に貸し出したダーウィン港も目と鼻の先ですね。ティモール海を中共の海として石油開発を強行する可能性がありますね。その時にオーストラリアはどのように反応するのか。南極大陸に対する中共の野望や違法採掘に警戒をし始めてますから、想定しているかもしれませんが。

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