ラサ-ニンティ
チベットのラサ-ニンティ間409キロにハイウェイが完成
  インドの最北東部アンチャル・プラデシュの目の前まで中国の軍用道路
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 インドの最北東部はダージリンを越えて峻険は山々が連なる。
ブータンの北寄りに位置し、インド領のアクサイチンは、1962年の中国の侵略以降、盗まれたままである。
この中印国境紛争の舞台が、印度のアンチャル・プラデシュ州。その目の前まで中国は軍用道路を建設した。

 ラサからヒマラヤの観光地でもあるニンティまで409キロ、80キロでぶっ飛ばすと5,6時間で着く。
 中国はハイウェイと言い張っているが、これは戦車、装甲車が移動できる軍用道路であり、また部分的には戦闘機の発着が可能な滑走路に転用できる。先月開通したラサ ー シガツェのハイウェイと同様な仕様で、総工費は58億ドル(6400億円)。
 
 ニンティはヒマラヤ見物の名勝地として知られ、観光客用のホテル、ロッジなどが賑わう高原の休息地として売り出され、中国人観光客ばかりか外国人の宿泊も目立つ。
中印はブータンの土地の帰属をめぐって国境紛争を繰り返してきたが、BRICSフォーラムが厦門で開催された九月にモディ首相が訪問したため、その直前に中国軍は駐屯する軍隊を150メートルだけ引き下げ、平和を装った。

 しかし、このような見え透いた平和は束の間に演出でしか無く、インド軍は中国軍の動きをいまも観察している。

宮崎正弘の国際ニュース・早読み
http://melma.com/backnumber_45206_6591249

遅れてきた帝国主義国家、中共。滅ぼさないといけないですね。

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