「大規模なミサイル攻撃の後、台湾海峡が封鎖され、40万人の中国人民解放軍兵士が台湾に上陸する。台北、高雄などの都市を制圧し、台湾の政府、軍首脳を殺害。救援する米軍が駆けつける前に台湾を降伏させる…」
米シンクタンク「プロジェクト2049研究所」で、アジア・太平洋地域の戦略問題を専門とする研究員、イアン・イーストンが中国人民解放軍の内部教材などを基に著した『The Chinese Invasion Threat(中国侵略の脅威)』の中で描いた「台湾侵攻計画」の一節だ。
イーストンは「世界の火薬庫の中で最も戦争が起きる可能性が高いのが台湾だ」と強調した。その上で「中国が2020年までに台湾侵攻の準備を終える」と指摘し、早ければ、3年後に中台戦争が勃発する可能性があると示唆した。
衝撃的な内容は台湾で大きな波紋を広げた。中国国内でも話題となった。
「具体的な時間は分からないが、台湾当局が独立傾向を強めるなら、統一の日は早く来るだろう」
国務院台湾弁公室副主任などを歴任し、長年、中国の対台湾政策制定の中心となってきた台湾研究会副会長、王在希は中国メディアに対し、イーストンの本の内容を半ば肯定した。
10月24日に閉幕した共産党大会で、党総書記の習近平(国家主席)は「3つの歴史的任務の達成」を宣言した。「現代化建設」「世界平和の維持と共同発展の促進」とともに掲げられた「祖国統一の完成」とは、台湾を中国の地図に加えることにほかならない。
党大会終了後、北京市内で開かれた政府系シンクタンクが主催するシンポジウムで、軍所属の研究者が「中国近未来の6つの戦争」と題する発表をした。
その研究者は、習近平指導部が隠してきた、中国が主権を主張する領土を奪還するための2050年までの予定表を明かした。台湾統一の時期は20~25年。イーストンの指摘と一致する。
習近平は、東シナ海や南シナ海、インド、ロシアとの国境周辺などにも版図を広げる心づもりだという。同発表では、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を奪還する時期は40~45年とされている。
心は大中国、台湾軍をスパイ侵略
中国の情報機関はここ数年、台湾軍の内情を探るため深く潜り始めている。
「台湾の蔡英文政権が2016年5月に発足して、中国国内の各情報機関の台湾担当部署の予算も人員も大幅に増加した」
ある中国共産党関係者は、こうした変化も台湾への軍事侵攻に向けた準備だととらえている。
今年5月、台湾軍中枢の参謀本部ミサイル防衛指揮部(当時)の前指揮官、謝嘉康(少将)が、中国側に重要な軍事情報を漏らしたとして、「国家安全法」違反容疑で拘束された。
同指揮部は陸上配備のミサイル部隊を統括しており、米国製の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)などの防空網や、上海を射程に収めるとされる自主開発の巡航ミサイル「雄風2E」の情報が漏れた可能性がある。
謝嘉康を中国側につないだのは退役後、旅行業を営んでいた元上官の男だった。男は、中国の国家安全部門に籠絡されて、その手先となっていた。09年と10年、元上官からタイやマレーシアへの家族連れの無料旅行に招待された謝嘉康は、たくらみに気付かず、誘いに乗ってしまった。
11年には、陸軍少将の羅賢哲が、指揮通信情報(C4ISR)を統合するシステムの情報を漏洩(ろうえい)した疑いなどで逮捕された。
羅賢哲は武官として駐在したタイで、歓楽街での買春現場を中国の工作員に撮られて脅された。04年から情報提供を始め、毎回10万~20万ドル(約1120万~2240万円)の報酬を受け取っていた。羅賢哲は12年、無期懲役となった。
台湾当局はスパイ事件の詳細や判決を公表していない。それ自体が手の内を明かすことになるからだ。
台湾軍内部には中国側の協力者が数多くおり、明るみに出たのは氷山の一角と指摘する声がある。ある現役将校は「中国側や軍内部の協力者に見せつけるため、逮捕案件自体を選別している可能性がある」と指摘した。
台湾軍幹部の中には、中国大陸から来た「外省人」とその子孫が多い。特に年齢層の高い退役軍人や高級幹部は「大中国」意識が強い。退役・現役軍人の中には「台湾人意識」を支持基盤とする民主進歩党に反感を持つ者も多く、もともと中国に利用される素地があるという。
昨年11月には、北京の人民大会堂で開かれた孫文の生誕150周年記念式典に、台湾の退役将官32人が出席した。中国の国歌斉唱時に起立し、国家主席、習近平の演説を神妙に聞き入る姿が問題となった。
危機感を抱いた蔡英文政権は今年7月、改正法案を提出し、退役した軍高官が中国で政治活動に参加することを禁じたが、後手に回っていることは否めない。
「世界一流の軍隊」の建設を目指す習近平は共産党大会で、20年までの「機械化、情報化の実現による戦略能力の大幅な向上」を宣言した。台湾軍は「内と外」からの脅威にさらされている。
◇
「習近平は中国が領有権を主張する領土を取り戻すことで、歴史的英雄になろうとしている」-。ある共産党関係者が習近平の“野望”を看破した。台湾を紅く染めるため、すでに始まった「一つの中国」への工作の実態を探る。
◇
■「一つの中国」 台湾は中国の不可分の一部であり、中華人民共和国が中国唯一の正統政府であるとする中国の主張のことを示す。台湾はこの主張を受け入れていない。中国は台湾の問題を核心的利益と位置付け、米国などに対して干渉しないよう要求。1972年の日中共同声明では、日本は「一つの中国」に対して同意を避け、「理解し、尊重する」との立場にとどめている。
産経新聞
http://www.sankei.com/world/news/171118/wor1711180016-n1.html
こんなの数年前からの常識ではなかったかな?最後はロシアの沿海州を含めた外満州を奪還だったはず。そうなる前に周辺国から袋叩きにあう気もしますが。
2chの反応
>ねーな
もしやるなら尖閣諸島の方が先だわ
そのほかにも国内問題は山ほどあるだろ。この解決は?
中華の国力もっと上がるとおもってる?
戦争が起きればシナ国内の独立したい民族も蜂起するかもな、最後のチャンスかもしれないしな
シナが富み栄えてるのが気にくわない
ぶっ潰してやりたい
まずは近場の台湾、日本、インド、ベトナムから。
しかし近代になると中国はイギリスに香港を取られ、日本にも日清戦争で負け、欧米諸国とも様々な不平等条約を結ばされ、苦い歴史を歩んできた。
この歴史は中国にとって屈辱の歴史となっていて、この屈辱を、日本を含むアジアからアメリカ軍を追い出し再びアジアの中心になることで晴らそうとしている。
日本に帰化した石平氏によればそれが中国の狙いらしい。
もちろん米軍なきアジアで中国が覇権を握ることになれば日本はかつての民主党政権の時とは比べ物にならない悲惨な運命が待ち受けているだろうね。
だから日本人としては嘘を嘘と言い続ける必要がある
その前に日本軍が阻止する
領土の正当性捏造して侵攻するとか1世紀程遅いってそれ1
侵略だろ
先住民族の住んでるアメリカを侵略したのを
尖閣諸島には日本人が住んでたんだよ
魚を加工して商売してたし、中国人が漂流したのを助けて中国から感謝された事もある
それを中国が奪還?
バッカじゃね~の?
台湾や尖閣諸島日米にみたいに強い国には攻撃しないから
もし、やるなら周辺の中央アジアのあの辺の国々
もうウイルスとかガン細胞の類だわ
外国籍犯罪者の入国禁止、ビザ強化
外科的手法も必要だな
後に残った移民が100年後ぐらいから厄介になりそうだよな。
華僑を見てると。
移民した先に支那政治体制を作るんだよ
まさに癌細胞の転移と同じ
しかも、寄生先が弱るまで日和見感染
何時導火線に点火するか分からん爆弾抱えてんだろに
名前が変わるだけで中身は一緒だが
尖閣なんか考えているわけがないじゃないかw
支援をアメリカに任せて、日本海側に護衛艦集結させて
中国の北海艦隊を東海艦隊に合流させない
同じくインド軍とも連携して南海艦隊を足留めさせた方がいい
東海艦隊だけが相手なら台米軍でも対処できる
台湾を死ぬ気で守るぞ。
それが真の集団的自衛権だ。中共なんぞに負けてはならない。
民主主義と独裁の戦いだ。
それにしてもさすが中国だな、2・30年先のことまで視野に入れてきっちり国家の計画を立ててる。
1年以上先は考えられない日本人じゃ太刀打ちできないわ。
まぁ、2040年なんて、日本中で中国人だけの市町村が至る所に出来てて、ほぼ中国領土になってるだろうけど。
一人っ子政策なんて愚策の極みだろ
このまま日本、東南アジア方面に拡張路線を貫くのは下策と。
逆に、台湾は日本と連携しにくいから、初手としては最適って感じなんじゃないか。
兵器も近代化しているし、台湾軍単独だけでは陥落するだろう?
最初は( `ハ´)直接対決を避けそうなアメちゃんは、台湾本島を守るだけでは?
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