在英のシリア人権監視団は30日、シリア北部でアサド政権の部隊と過激派組織「イスラム国」(IS)との衝突があり、29日以降で少なくとも64人が死亡したと発表した。死者は政権側が26人、IS戦闘員が38人という。
衝突は最近、ISが「首都」と称する北部ラッカの郊外で激化していた。ラッカ周辺に展開する政権軍は、ISがなお強い勢力を有する東方のデリゾール県方面に進撃。ISも報復攻撃を仕掛けている。
ラッカ市内ではこれとは別に、米軍などの支援を受けるクルド人部隊による制圧作戦が続いている。
AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3141049