1: 樽悶 ★ 2021/09/06(月) 18:31:50.01 ID:zDTCKPbQ9
6日、タリバンが抵抗軍の鎮圧を巡り、深刻に対立して銃で撃ち合い、次期大統領として有力なタリバンのナンバー2のアブドル・ガニ・バラダル氏が負傷したとANI通信、ヒンドゥスタン・タイムズなどが報じた。
メディアによると、バラダル氏と別のタリバン幹部アナス・ハッカーニ氏側の隊員らが3日夜、首都カブールで権力闘争を繰り広げ、カブールで銃撃戦が発生し、その過程でバラダル氏が負傷した。
現地の小規模メディアであるパンジシール・オブザーバーは4日、ツイッターでバラダル氏とハッカーニネットワーク間にパンジシール問題の解決策について意見が食い違い、戦いが生じたと主張した。
パンジシールは反タリバン抵抗軍の最後の拠点で、現在ここではタリバンと抵抗軍が激しく交戦している。パンジシールは首都カブールから70キロメートルほど離れた北東部の州の1つで、タリバンが先月6日、イラン国境地帯のザランジを皮切りに、15日にカブールを陥落するまで唯一掌握できなかった地域だ。
パンジシール対応に関して、バラダル氏は攻撃を自制しなければならないという立場だが、ハッカーニ氏は強硬な態度を示していることが分かった。
現地メディアは3日、内部対立の渦中にバラダル氏が負傷したと報じた。パンジシール・オブザーバーは「バラダル氏が負傷し、パキスタンで治療を受けているという報道がある」と報じた。ヒンドゥスタン・タイムズも「銃撃過程でバラダル氏が負傷し、パキスタンに緊急移送され、治療を受けている」と伝えた。
親抵抗軍のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のアカウント「北部同盟」もツイッターで「バラダル氏は隊員にパンジシールで戦わず、カブールに復帰するように命じた」とし「バラダル氏はひどく負傷し、治療のためにパキスタンに移送された」と伝えた。
これについて、タリバンはまだ公式立場を出していない。ただ、3日に行われるものとされていた新政府内閣の発表日程は延期された状態だ。
タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道官は4日、「新政府と内閣の名簿の発表は来週に行われる」と述べた。
1980年代から本格的に活動を始めたハッカーニネットワークは、1990年代後半にタリバンと手を組んだ極端主義の注意組織だ。2017年に150人の命を奪ったカブールのトラック爆弾テロなどを主導したとされている。
タリバンとハッカーニネットワークは外部勢力に対抗するために力を合わせはしたが、政策路線などでは度々意見が食い違っているとされている。
バラダル氏と対立したことが報じられたアナス・ハッカーニ氏はハッカーニネットワークを設立したジャラールッディン・ハッカーニ氏の息子だ。
一方、タリバンが内閣の名簿発表と共に、新政府発足を宣言すれば、2001年に米国のアフガン戦争開始によりタリバンが追放されて以来、20年ぶりに再びタリバンがアフガンを支配することになる。
1996年から2001年まで政権を握っていたタリバンは、当時のシャリア(イスラム法)を厳格に適用し、社会を統制した。
しかし、米軍撤退と共に15日、カブールを掌握した後は、20年前とは異なる「開放的で包容的な」政府を作ると国際社会に公言してきた。
9/6(月) 16:13配信(中央日報)
https://news.yahoo.co.jp/articles/20af47e196b5da5b08dc1d8fc43a5a96b1c64018
メディアによると、バラダル氏と別のタリバン幹部アナス・ハッカーニ氏側の隊員らが3日夜、首都カブールで権力闘争を繰り広げ、カブールで銃撃戦が発生し、その過程でバラダル氏が負傷した。
現地の小規模メディアであるパンジシール・オブザーバーは4日、ツイッターでバラダル氏とハッカーニネットワーク間にパンジシール問題の解決策について意見が食い違い、戦いが生じたと主張した。
パンジシールは反タリバン抵抗軍の最後の拠点で、現在ここではタリバンと抵抗軍が激しく交戦している。パンジシールは首都カブールから70キロメートルほど離れた北東部の州の1つで、タリバンが先月6日、イラン国境地帯のザランジを皮切りに、15日にカブールを陥落するまで唯一掌握できなかった地域だ。
パンジシール対応に関して、バラダル氏は攻撃を自制しなければならないという立場だが、ハッカーニ氏は強硬な態度を示していることが分かった。
現地メディアは3日、内部対立の渦中にバラダル氏が負傷したと報じた。パンジシール・オブザーバーは「バラダル氏が負傷し、パキスタンで治療を受けているという報道がある」と報じた。ヒンドゥスタン・タイムズも「銃撃過程でバラダル氏が負傷し、パキスタンに緊急移送され、治療を受けている」と伝えた。
親抵抗軍のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のアカウント「北部同盟」もツイッターで「バラダル氏は隊員にパンジシールで戦わず、カブールに復帰するように命じた」とし「バラダル氏はひどく負傷し、治療のためにパキスタンに移送された」と伝えた。
これについて、タリバンはまだ公式立場を出していない。ただ、3日に行われるものとされていた新政府内閣の発表日程は延期された状態だ。
タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道官は4日、「新政府と内閣の名簿の発表は来週に行われる」と述べた。
1980年代から本格的に活動を始めたハッカーニネットワークは、1990年代後半にタリバンと手を組んだ極端主義の注意組織だ。2017年に150人の命を奪ったカブールのトラック爆弾テロなどを主導したとされている。
タリバンとハッカーニネットワークは外部勢力に対抗するために力を合わせはしたが、政策路線などでは度々意見が食い違っているとされている。
バラダル氏と対立したことが報じられたアナス・ハッカーニ氏はハッカーニネットワークを設立したジャラールッディン・ハッカーニ氏の息子だ。
一方、タリバンが内閣の名簿発表と共に、新政府発足を宣言すれば、2001年に米国のアフガン戦争開始によりタリバンが追放されて以来、20年ぶりに再びタリバンがアフガンを支配することになる。
1996年から2001年まで政権を握っていたタリバンは、当時のシャリア(イスラム法)を厳格に適用し、社会を統制した。
しかし、米軍撤退と共に15日、カブールを掌握した後は、20年前とは異なる「開放的で包容的な」政府を作ると国際社会に公言してきた。
9/6(月) 16:13配信(中央日報)
https://news.yahoo.co.jp/articles/20af47e196b5da5b08dc1d8fc43a5a96b1c64018