1: Ψ 2022/02/17(木) 14:53:13.66 ID:UTf4o879
韓国大統領選に立候補している野党「国民の党」のアン・チョルス(安哲秀)氏の遊説用バスで
選挙運動員と運転手の2人が死亡する事故が起きた中、
車両内部では死亡原因とされる高濃度の一酸化炭素が検出された。


 16日、韓国ガス安全公社が警察などの関連機関と共に事故が起きたバスのトランクルームで30分間発電機を活動した結果、運転席付近の一酸化炭素濃度は1500ppm、後部座席の濃度は2250ppmだった。

 死亡した2人の一酸化炭素濃度は、病院に搬送された直後、250ppmだったが、バス内部では9倍に及ぶ一酸化炭素が検出されたのだ。
LED電光掲示板に電源を供給した発電機があったトランクルーム内の濃度は4080ppmに至った。

 「沈黙の殺人ガス」と呼ばれる一酸化炭素は、無色・無臭のガスで、酸素が不足した状態で石炭や石油などの燃料が燃焼されると発生する。
体内に入った一酸化炭素は血液の酸素運搬機能を低下させ、低酸素症を誘発する。
一酸化炭素濃度が1600ppmの場所にいれば、2時間以内に死ぬ可能性があり、3200ppmを超えた場所にいれば30分以内に死亡する恐れがあるという。

 警察は、事故が起きたバスをキンポ(金浦)の業者が違法改造したものだと把握し、関連捜査を拡大している。
警察は、業者を訪れ、発電機設定に関する設計図面や作業日誌があるのなどを確認する一方、バス外部に設置したLED画面、45席の座席を25席に減らす際に構造変更許可を受けたのかどうか調べている。

 今月15日午後5時24分頃、チュンチョンナムド(忠清南道)チョナン(天安)市の高速バスターミナル近くの道路に停車中の車内にいた運転手の50歳男性と選挙対策委員長の63歳男性が意識を失った状態で見つかり、病院に搬送されたが死亡が確認された。

 発見当時、Aさんは運転席のすぐ後ろの席で横に寄りかかっており、Bさんはバス右側の後ろの座席にいた。
バスのエンジンは止まった状態で、扉の大部分は閉まっていた。
またバスの外側に設置されたLED電光掲示板と、トランクルーム内にあるガソリンで稼働する発電装置は稼働していた。

 警察が確認した結果、バス内部のカメラの映像では、AさんとBさんが車両停車後20分ほどで呼吸困難の症状を見せ、1時間10分ほどが過ぎた時に意識を失っていたという。

 専門家らは、ガソリンで作動する自家発電機から流出した一酸化炭素がバス内部に流入したが、
運転席横の窓を除くすべての窓が広報フィルムで覆われていて、換気ができていなかったと伝えた。

 警察関係者によると、AさんとBさんの司法解剖は17日に行い、詳しい事故の経緯を調べた後、過失があれば責任者を業務上過失致死の容疑で捜査する方針だという。

ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0b48e2447efae3fc1ed7e9c89fd03a8e59b48c3

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