1: 右大臣・大ちゃん之弼 2021/12/04(土) 10:29:59.65 ID:CAP_USER
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中国が世界最大のアンテナを設置し、グアムの米軍基地まで可能な長距離水中通信を試していることが分かった。

 サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、武漢海洋通信研究所の研究陣は先月、論文を『中国艦船研究』に掲載し、世界最大のアンテナが中国中部地域に設置されたことを明らかにした。

 正確な位置と時期は公開されなかったが、記された内容から見て、安徽・湖北・河南省にまたがる大別山に位置するようだとSCMPは分析した。

 SCMPは「一般送電線のようにケーブルと鉄塔で作られたアンテナは宇宙から見ると、長さと幅が100キロ以上の巨大な十字架のように見える」とし、「しかし、ケーブルの端は厚い花こう岩深く固定されており、二つの強力な地下送信機が地球を一つの巨大な電波放送局にしている」と説明した。

 研究チームは海水面200メートル下に設置された送信装置を通じて、このアンテナが朝鮮半島、日本、台湾、南シナ海までカバーし、1300キロ離れた所からの信号も簡単に受信できると明らかにした。

 また、これは西太平洋の米軍最大基地であるグアムまで到達できるように、3000キロ以上の範囲で水中潜水艦通信を維持するために設計されたと説明した。

 極低周波(ELF)を利用したこの施設は0.1~300ヘルツの電磁波を放つ。この電波は水中と地上で長距離での通信が可能だという。

 中国研究陣はロシア研究陣と共同で、地上でアンテナ信号の到達範囲を確認する実験を行った。その結果、ロシア研究所が、7000キロ離れた所から発した信号も受信できたと伝えた。

 また、潜水艦や水中無人機のようなスマート機器がこのアンテナを活用して命令を受けたり、目標物を狙ってステルス作戦を速やかに展開できると説明した。

 これと共に、このアンテナは低周波を通じて地表面数千メートル下に埋蔵されている鉱物や化石燃料を探し出すこともできる。活性断層を観測して地震の危険を感知するなど、民間活動でも有用だと中国研究陣が述べた。

 一方、米国は1960年代に極低周波アンテナの開発に着手し、1980年代末に76ヘルツ周波数の信号を生成し始めたが、軍の期待に応えられず、2005年に該当プロジェクトを終了した。

 米国はその後、低周波生成のためにレーザーで大気を操作するような他の技術に集中し始めたとSCMPは伝えた。

WOWKorea 2021/12/04 06:22配信
https://s.wowkorea.jp/news/read/325710/

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