1: ばーど ★ 2023/01/09(月) 16:35:39.78 ID:Xer8LCyW
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 8日に39回目の誕生日を迎えた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が「中年の危機」に直面し、「これが新たな不安定要素になる」と報じられた。

 英紙テレグラフは「金正恩氏は深酒し、泣き、孤独に苦しんでいる」「健康不安に体制維持のプレッシャーまで加わっている。強大な権力を持つ統治者も40歳になれば今とは違った挑戦に直面するかもしれない」と報じた。

 テレグラフは先日、ここ数年間に金正恩氏の周辺で観察された複数の出来事から同紙の心理状態を分析し「金正恩氏は体重がありすぎるため、さまざまな健康問題が発生する恐れがある」とした上で「医療スタッフや妻の李雪主(リ・ソルジュ)氏が止めているにもかかわらず、たばこをたくさん吸い深酒の習慣も断ち切ることができない」と伝えた。これについて、かつて韓国統一研究院長を務めた崔鎮旭(チェ・ジョンウク)氏は「金正恩氏は酒を大量に飲んだ後に泣き出すことがあると聞いた」「彼は非常に孤独で、強いプレッシャーを受けている」と指摘した。

 金正恩氏は2020年4月に約20日間にわたり姿をみせず、一時死亡説が浮上したこともある。このように金正恩氏が公開の場に姿を現さないことがたびたびあることについてテレグラフは「深刻な健康問題が出ている徴候」との見方を示した。

 専門家は「疾病による健康への不安とこれに伴う後継者問題などが金正恩氏のストレスの原因」と指摘する。北朝鮮問題の専門家として知られるピーター・ウォード氏は「金正恩氏は自らが不滅の存在ではないことをおそらく3年前よりもしっかりと認識しているようだ」「彼はコロナにかかったこともあるはずだ」などの見方を示した上で「北朝鮮政権そのものも金正恩氏に健康問題があることを認めているように見える」「朝鮮労働党が総書記の代理である『第1書記』を密かに新設したこともこれと関係している」と主張した。

 テレグラフは金正恩氏が公式行事に娘(第2子)のキム・ジュエを同行させたことや、妹の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長が数年にわたり金正恩氏を補佐していることについて「これらも急変時の混乱を防ぎ、金氏一家の安定した統治を続けるための仕組みと解釈されている」と報じた。

 一方でテレグラフは金正恩氏の腹違いの兄の金正男(キム・ジョンナム)氏が2017年にマレーシアで暗殺された直後から、金正男氏の息子のキム・ハンソル氏がどこかに逃避している点にも言及し「これこそ金正恩氏の不安を大きくする要因かもしれない」との見方を示した。

朝鮮日報日本語版 2023/01/09 10:01
https://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2023010980009


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