アフガニスタンの首都カブールで31日、複数回の爆発と銃による襲撃事件が発生し、治安当局筋によるとイラク大使館の前では自爆攻撃があった。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」は同日、傘下の通信社アマックを通じて、カブールのイラク大使館を襲撃したとする犯行声明を発表した。
当局者によると襲撃は現在も続いており、市民は現場から避難させられている。死傷者に関する情報は明らかになっていない。
取材に当たったAFPの記者や外交関連施設が集まる地域付近の住民らによると、現地時間の午前11時(日本時間午後3時30分)過ぎに少なくとも4回の爆発が発生し、銃声や手投げ弾の爆発音もしたという。治安部隊が直ちに現場へ急行し、救急車のサイレンの音も聞こえたという。
【アフガニスタン首都で襲撃、イラク大使館前で自爆か ISが犯行声明】の続きを読む