この中でリ副委員長は29日、新型のICBM=大陸間弾道ミサイル「火星15型」の発射実験に成功したと発表した、政府声明の内容を議員団に伝えたということです。
そのうえで「朝鮮半島と世界の平和と安全を守るためのわれわれの努力について、ロシアが正しい認識を持つように強調した」として、核・ミサイル開発を正当化しました。
これに対してロシア側は「朝鮮半島の問題は、平和的な方法で解決されるべきだ」としたうえで、ロシアの主要政党がアメリカとその追従勢力の北朝鮮に対する政策を糾弾していると伝えています。
両国の関係をめぐっては、北朝鮮外務省でアメリカを担当するチェ・ソニ北米局長が、9月と先月の2度にわたってロシアを訪問していて、核・ミサイル開発への国際的な圧力が強まる中、北朝鮮はロシアとの関係強化を図る動きを見せています。
NHK
【北朝鮮キム委員長の側近 ロシア議会下院の議員団と会談 】の続きを読む