台湾のサイバー戦能力向上を目指す「国防部(国防省)参謀本部資通電軍指揮部」が正式に発足した。29日の編成式典に出席した蔡英文総統は、「有形の国土を守り抜く。サイバー空間でも決して譲歩しない」と述べ、自己防衛の固い決意を強調した。

蔡総統はあいさつで、台湾は十分な人的資源と技術があるにもかかわらず、これまでは関連部門が軍の各部署に分散していたと語り、同指揮部がこれらの資源を統合し、より完全な作戦能力・兵力を培うことに期待を示した。


与党・民進党は、野党だった2015年に発表した「国防政策青書」の中で、情報・通信・電子関連の任務に従事する軍の各部門を統合して6000人規模のサイバー軍を創設し、陸海空軍に並ぶ第4軍種として独立させることを提案した。当時の軍当局は消極的な態度を見せていたが、2016年の政権交代後により急速に実現に向けて舵が切られた。

フォーカス台湾
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201706300001.aspx

中共のサイバー部隊はかなり強力なので、台湾でもサイバー軍を創設するのは必要なことです。

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