63分に均衡を破る

　現地６月５日に北中米ワールドカップ・アジア最終予選第９節が各地で開催。バスラ国際スタジアムではグループBのイラク対韓国が行なわれた。

　前半は０－０。イラクは26分にアリ・アル・ハマディの一発レッドで10人に。数的優位の韓国が多くのチャンスを作ったが、ゴールをこじ開けられず。アディショナルタイムにイ・ガンインが放った強烈なミドルはバーに嫌われた。

　迎えた後半、韓国が圧倒的なボール支配率で攻め込むが、イラクの粘り強い守備に手を焼く。それでも63分、ついに均衡を破る。
イ・ガンインの丁寧なラストパスを受けたキム・ジンギュがコースを突いたシュートでネットを揺らした。

　防戦一方だったイラクはリスク覚悟で攻撃に出るが、韓国の隙のない守備の前にゴールが遠い。
逆に韓国は82分にオ・ヒョンギュの得点でリードを広げる。

　試合はそのままタイムアップ。２－０で勝利した韓国が勝点を19に伸ばし、２位以内を確定させ11大会連続でW杯出場へ。
また同日にオマーンを３－０で破り、勝点16としたヨルダンの史上初のW杯出場も同時に決まった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
6/6(金) 5:11配信
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