1: ばーど ★ 2025/06/08(日) 17:09:13.90 ID:d79PZRaq
昨年1年間に生まれた日本人の子どもの数は、前年より4万1000人余り少ない68万6000人余りで、初めて70万人を下回った。合計特殊出生率は1.15で、過去最低となった。中国、韓国、香港、台湾など、少子化は東アジアの共通の現象であり、それが今後の国際政治にも大きな影響を与えるであろう。原因の究明と対策が急がれる。
■ 世界の動向
比較できるデータが揃う2023年で見ると、合計特殊出生率は、日本が1.20であったのに対して、中国が1.00、台湾が0.87、韓国が0.72であり、いずれも日本より低い。東アジア全体で1.01である。
一方、アメリカは1.62、ロシアが1.40、イギリスが1.20、フランスが1.68、ドイツが1.35、イタリアが1.20、カナダが1.20である。
アメリカの数字が高いのは、移民の流入によるところが大きい。トランプ政権が移民制限の方向に進めば、この数字も低下する可能性がある。G7の中で、フランスやドイツが高いのが目立つ。それは、積極的に少子化対策を講じてきたからである。
フランスでは、合計特殊出生率は、1993年には1.66まで低下したが、2006年には2.03に達し、2014年まで2.00以上を維持した。それは、保育支援、家族給付などの政策が功を奏したからである。また、結婚しないカップルや単身女性の出産も増えた。
しかし、それ以降は低下傾向にある。その背景には、女性の高学歴化と社会進出があり、経済的にも育児と仕事の両立が難しくなっていることがある。
ドイツでは、合計特殊出生率は、2011年の1.39から上昇し、2016年には1.59まで上がった。それは、2005年に3歳未満児への保育を拡大したり、2007年に「両親手当」を導入したりしたことが実を結んだのである。しかし、近年は、新型コロナウイルスの流行やウクライナ戦争の勃発、物価高、気候変動などの影響で、低下気味である。
フランスとドイツの例を見ると、政策で出生率を上げることができること、そして、パンデミックや戦争や生活苦が出生率を下げることが理解できる。
■ 少子化の原因
少子化の理由は国によって異なるが、上記のフランスやドイツを含め、多くの国で、以下のような点が指摘されている。
女性の高学歴化、社会進出に伴い、結婚や出産を望まない女性が増えている。また、晩婚化が進み、それも出産数の減少につながっている。
さらに経済情勢の悪化によって、生活費が高騰していることも大きな要因である。
また、教育費の負担は、子育ての障害になっている。
さらには、高齢化に伴い認知症などを発症する親が増え、その介護も子育てとの両立を難しくしている。
以上のような問題に取り組む必要があるが、人々の価値観を変えるのは容易ではない。
■ 中国の苦悩
昨年の3月に北京の社会科学院に招かれて、教官や大学院生を前にして、少子高齢化問題について講義をした。この研究組織は、中国政府のシンクタンクであり、政府も国民も、最近になってこの問題に対する関心を高めている。
先述したように、中国の少子化は、日本よりも深刻である。この少子化傾向が続けば、国力を大きく殺ぐことになる。アメリカと比較したときに、この点が中国のアキレス腱である。
強力な軍隊を持っても、兵士の数が不足するようでは戦力にならない。人口が減少したのでは、世界の大国として影響力を行使できなくなるが、人口世界一の座はインドに奪われてしまった。
日本では介護保険など介護システムが充実しているが、中国はこの分野で遅れており、少子高齢化社会で親の介護が若い世代の大きな負担となっている。
中国では、国内問題として、今や人口減少への対応が大きな争点となっている。
中国共産党は、2021年5月31日の政治局会議で、1組の夫婦に3人目の出産を認めることにした。
1979年以降、中国は人口抑制策として「一人っ子政策」を実施してきたが、少子高齢化が進み、一人の子どもが両親と祖父母の老後の面倒を見るという過酷な状況が生まれた。
そこで、中国政府は、「一人っ子政策」を緩和し、2016年に「二人っ子政策」に政策転換したが、その後も、少子高齢化に歯止めがかかっていない。合計特殊出生率は、2019年は日本が1.36、中国が1.30、2020年は日本が1.34、中国が1.28である。
そこで、「三人っ子政策」に変更したのである。そして、2022年には、合計特殊出生率は、日本が1.26、中国が1.18となり、日本と共に中国の少子化が進展している。
以下全文はソース先で
JBpress 2025.6.7(土) 舛添 要一
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/88764
■ 世界の動向
比較できるデータが揃う2023年で見ると、合計特殊出生率は、日本が1.20であったのに対して、中国が1.00、台湾が0.87、韓国が0.72であり、いずれも日本より低い。東アジア全体で1.01である。
一方、アメリカは1.62、ロシアが1.40、イギリスが1.20、フランスが1.68、ドイツが1.35、イタリアが1.20、カナダが1.20である。
アメリカの数字が高いのは、移民の流入によるところが大きい。トランプ政権が移民制限の方向に進めば、この数字も低下する可能性がある。G7の中で、フランスやドイツが高いのが目立つ。それは、積極的に少子化対策を講じてきたからである。
フランスでは、合計特殊出生率は、1993年には1.66まで低下したが、2006年には2.03に達し、2014年まで2.00以上を維持した。それは、保育支援、家族給付などの政策が功を奏したからである。また、結婚しないカップルや単身女性の出産も増えた。
しかし、それ以降は低下傾向にある。その背景には、女性の高学歴化と社会進出があり、経済的にも育児と仕事の両立が難しくなっていることがある。
ドイツでは、合計特殊出生率は、2011年の1.39から上昇し、2016年には1.59まで上がった。それは、2005年に3歳未満児への保育を拡大したり、2007年に「両親手当」を導入したりしたことが実を結んだのである。しかし、近年は、新型コロナウイルスの流行やウクライナ戦争の勃発、物価高、気候変動などの影響で、低下気味である。
フランスとドイツの例を見ると、政策で出生率を上げることができること、そして、パンデミックや戦争や生活苦が出生率を下げることが理解できる。
■ 少子化の原因
少子化の理由は国によって異なるが、上記のフランスやドイツを含め、多くの国で、以下のような点が指摘されている。
女性の高学歴化、社会進出に伴い、結婚や出産を望まない女性が増えている。また、晩婚化が進み、それも出産数の減少につながっている。
さらに経済情勢の悪化によって、生活費が高騰していることも大きな要因である。
また、教育費の負担は、子育ての障害になっている。
さらには、高齢化に伴い認知症などを発症する親が増え、その介護も子育てとの両立を難しくしている。
以上のような問題に取り組む必要があるが、人々の価値観を変えるのは容易ではない。
■ 中国の苦悩
昨年の3月に北京の社会科学院に招かれて、教官や大学院生を前にして、少子高齢化問題について講義をした。この研究組織は、中国政府のシンクタンクであり、政府も国民も、最近になってこの問題に対する関心を高めている。
先述したように、中国の少子化は、日本よりも深刻である。この少子化傾向が続けば、国力を大きく殺ぐことになる。アメリカと比較したときに、この点が中国のアキレス腱である。
強力な軍隊を持っても、兵士の数が不足するようでは戦力にならない。人口が減少したのでは、世界の大国として影響力を行使できなくなるが、人口世界一の座はインドに奪われてしまった。
日本では介護保険など介護システムが充実しているが、中国はこの分野で遅れており、少子高齢化社会で親の介護が若い世代の大きな負担となっている。
中国では、国内問題として、今や人口減少への対応が大きな争点となっている。
中国共産党は、2021年5月31日の政治局会議で、1組の夫婦に3人目の出産を認めることにした。
1979年以降、中国は人口抑制策として「一人っ子政策」を実施してきたが、少子高齢化が進み、一人の子どもが両親と祖父母の老後の面倒を見るという過酷な状況が生まれた。
そこで、中国政府は、「一人っ子政策」を緩和し、2016年に「二人っ子政策」に政策転換したが、その後も、少子高齢化に歯止めがかかっていない。合計特殊出生率は、2019年は日本が1.36、中国が1.30、2020年は日本が1.34、中国が1.28である。
そこで、「三人っ子政策」に変更したのである。そして、2022年には、合計特殊出生率は、日本が1.26、中国が1.18となり、日本と共に中国の少子化が進展している。
以下全文はソース先で
JBpress 2025.6.7(土) 舛添 要一
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/88764
2chの反応
93: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 18:08:28.10 ID:GGJQfz/v
93: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 18:08:28.10 ID:GGJQfz/v
>>1
旧来の白人層だと低いらしいが、比べるならそこじゃないか?
移民はポコポコ産むから
旧来の白人層だと低いらしいが、比べるならそこじゃないか?
移民はポコポコ産むから
2: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 17:10:53.05 ID:ypCXBp9Z
政界学会に特亜とズブズブ連中が多いことも原因かも
4: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 17:13:03.51 ID:McZeDkdM
世界の流れだろ
別に問題じゃない
別に問題じゃない
6: 神酒@酔っ払い ◆Beer/GOl3A 2025/06/08(日) 17:14:04.11 ID:vxfo+XT5
片山さつきとの間に子供無いのによく言うわ。
8: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 17:16:28.00 ID:usksuGGP
シナは家畜のように処分したり産ませたり自在じゃないの
12: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 17:19:46.81 ID:QH1kxTtb
年間予算7兆円も血税使って少子化止めるどころか加速させるだけの無能こども家庭庁を解体すれば、増税しなくてもその金余裕で出るんだが
他にもいろいろ減税できるよな
マジもんのバカ与党だな
百円集めるのに費用を二百円かける
赤字だからまた増税する
バカ連鎖
15: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 17:22:02.02 ID:P6+QL59H
先進国はどこも少子化だ
しっかりと教育しないとダメだってみんな理解しているからな
移民とかで誤魔化しているのはカウントするなよ
しっかりと教育しないとダメだってみんな理解しているからな
移民とかで誤魔化しているのはカウントするなよ
40: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 17:49:12.01 ID:2rU1mcy1
結婚願望がないって
そりゃあ女にモテる奴の言うセリフだよ、バカwww
そりゃあ女にモテる奴の言うセリフだよ、バカwww
84: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 18:06:29.69 ID:z+u8H4Ce
欧米で増えてるのは白人なの?
155: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 19:07:54.10 ID:ShCQtGm7
日本に足りないとか言われてる施策を全部やってるのがフィンランド
男女平等もワークライフバランスも子育て支援も無償教育も全て実践してる
でも出生率は日本と大差ないレベル
少子化は先進国の病理かと思いきやタイは先進国の仲間入りを果たす前にガッツリ少子化
……何をやってもダメ、という結論しか見えて来ない
男女平等もワークライフバランスも子育て支援も無償教育も全て実践してる
でも出生率は日本と大差ないレベル
少子化は先進国の病理かと思いきやタイは先進国の仲間入りを果たす前にガッツリ少子化
……何をやってもダメ、という結論しか見えて来ない
161: 電凸出来ないチキン未婚の河本と円天とスネ@虎 ◆BeerJJ8YSo 2025/06/08(日) 19:10:30.26 ID:Z9ZfN/lC
>>155
まぁ少子化って何も解決はしないからね。
自然原理だから。
まぁ少子化って何も解決はしないからね。
自然原理だから。
160: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 19:10:26.16 ID:ECjRR2Mv
舛添さんは実務能力はさっぱりだが
説明とかプレゼンとかは神レベル
さぞパーペキな講義だったろうな、中国人がうなるレベルの
説明とかプレゼンとかは神レベル
さぞパーペキな講義だったろうな、中国人がうなるレベルの
162: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 19:12:10.69 ID:ECjRR2Mv
いま増えてるのは気温50度超えの灼熱の赤道地帯
南アジア
中東
アフリカ
中米
この4箇所の国50カ国だな、呆れるほど人口が増えてる
南アジア
中東
アフリカ
中米
この4箇所の国50カ国だな、呆れるほど人口が増えてる
164: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 19:14:56.19 ID:ECjRR2Mv
>>162
他は一斉に人口が減ってる、イスラム国家でもマレーシアの人口は減りだしてる
つまりだ、あれだあれ、ガイア地球論
地球の定員の上限に達したんだよ、例外は人間の住めない高温地帯だけ、どうせすぐ全員死ぬからな
他は一斉に人口が減ってる、イスラム国家でもマレーシアの人口は減りだしてる
つまりだ、あれだあれ、ガイア地球論
地球の定員の上限に達したんだよ、例外は人間の住めない高温地帯だけ、どうせすぐ全員死ぬからな
178: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 19:49:56.49 ID:kcqr5ygt
少子化はほとんどの先進国でも進んでいるが特に東アジアがひどい
中国と韓国が日本より酷い少子化なのはよく知られている
その理由としては儒教的男尊女卑社会で男女平等が遅れていること
社会進出した女性に対して偏見が根強く育児や出産の支援が遅れていること
などが共通点として挙げられる
これを踏まえて政府は男女共同参画基本法を成立させ、ジェンダー平等を推進するとともに
働く女性やシングルマザーの育児支援の拡充
子ども手当の充実
教育の無償化
不足する分の労働力を補うための外国人労働者の受け入れ拡大を進めていく
その為には財源が必要なんですよ
ご理解頂けませんかね?
中国と韓国が日本より酷い少子化なのはよく知られている
その理由としては儒教的男尊女卑社会で男女平等が遅れていること
社会進出した女性に対して偏見が根強く育児や出産の支援が遅れていること
などが共通点として挙げられる
これを踏まえて政府は男女共同参画基本法を成立させ、ジェンダー平等を推進するとともに
働く女性やシングルマザーの育児支援の拡充
子ども手当の充実
教育の無償化
不足する分の労働力を補うための外国人労働者の受け入れ拡大を進めていく
その為には財源が必要なんですよ
ご理解頂けませんかね?
180: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 19:52:34.82 ID:PxpXAfjH
>>178
男女平等(笑)が進んでるらしいドイツやイタリア等も少子化だけどな
男女平等(笑)が進んでるらしいドイツやイタリア等も少子化だけどな
182: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 19:53:44.21 ID:hp7nL/rs
日本と比べ、韓国はいかに速いスピードで合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの平均数)が低下しているのか、数字を見るとよく分かる。
韓国は1960年、合計特殊出生率が6.00だったが、2016年には1.17へと4.83も低下した。一方の日本は、同じ期間に2.00から1.44へとわずか0.56の低下にとどまった。
特に、韓国は1983年の2.10から17年後の2000年には1.46まで落ち込んだのに比べ、日本は1960年の2.00から昨年の1.44とゆるやかな低下になっている。日本で56年かけて低下した出生率が、韓国ではわずか17年で低下したことになる。
韓国は1960年、合計特殊出生率が6.00だったが、2016年には1.17へと4.83も低下した。一方の日本は、同じ期間に2.00から1.44へとわずか0.56の低下にとどまった。
特に、韓国は1983年の2.10から17年後の2000年には1.46まで落ち込んだのに比べ、日本は1960年の2.00から昨年の1.44とゆるやかな低下になっている。日本で56年かけて低下した出生率が、韓国ではわずか17年で低下したことになる。
193: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 20:14:01.39 ID:jbXOTwFn
堕胎とコンドームのせいで出生数が減ってる
子供が多い時代や国はそういう技術が広まってないだけ
子供が多い時代や国はそういう技術が広まってないだけ
196: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 20:16:40.12 ID:RGP5Bw41
>>193
宗教上の理由で中絶どころか避妊さえも禁止してきたフィリピンも子供の死亡率が下がるほど出生率も下がる傾向は他の途上国と全く同じ
宗教上の理由で中絶どころか避妊さえも禁止してきたフィリピンも子供の死亡率が下がるほど出生率も下がる傾向は他の途上国と全く同じ
207: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 2025/06/08(日) 20:57:21.87 ID:qZI0w+vb
給与はあまり上がらないのに、物価や税金だけが高くなってるからだろ
押していただけると励みになります。

人気ブログランキング

にほんブログ村
コメント
コメントする