【ソウル聯合ニュース】韓国銀行（中央銀行）が１０日公表した資料によると、９月末の外貨準備高は４２２０億２０００万ドル（約６４兆５４００億円）で、前月より５７億３０００万ドル増えた。

　韓国の外貨準備高は５月末に約５年ぶりの低水準となる４０４６億ドルまで減少したが、６月末から４カ月連続での増加となった。

　韓国銀行は「運用収益が増え、四半期末の影響で金融機関の外貨預金も増加したことが影響した」と説明した。

　項目別にみると、国債や社債などの有価証券は３７８４億２０００万ドルで１２２億５０００万ドル増えた。
国際通貨基金（ＩＭＦ）特別引き出し権（ＳＤＲ）は前月末と同じ１５７億８０００万ドルで、金保有も４７億９０００万ドルで、２０１３年２月から変動がない。

　韓国の外貨準備高は８月末現在、世界１０番目の規模。１位は中国（３兆３２２２億ドル）、２位は日本（１兆３２４２億ドル）、３位はスイス（１兆２２２億ドル）だった。

2025.10.10 06:00
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20251009001700882