かたすみ速報

日本及び周辺諸国に関するニュースと2chまとめサイト。ネットの片隅で更新していきます。




    タグ:台湾

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    1: ばーど ★ 2024/07/30(火) 19:31:01.74 ID:C9cmtram
    【台北=西見由章】台湾が実効支配する中国大陸沿岸の金門島沖で台湾当局が追跡していた中国漁船が転覆し2人が死亡した事故を巡り、中台の代表は30日、解決に向けた協議を行い合意した。事故後、5カ月以上にわたって双方の主張が対立していたが、11月の米大統領選を前に緊張関係を緩和したい中国側が譲歩した側面もありそうだ。

    金門での協議終了後、台湾の海巡署(海上保安庁に相当)の謝慶欽副署長は記者団に合意を明らかにする一方、「詳細は公表できない」とした。台湾メディアによると、死者1人あたり約600万台湾元(約2800万円相当)の見舞金を遺族に支払う。金門で保管されていた2人の遺体は30日、中国側に返された。

    事故は2月14日、中国船が許可なく進入するのを禁じた金門島周辺の「禁止水域」で海巡署の巡視艇が中国の小型船を発見、追跡中に船が転覆して4人が海に落ち、2人が死亡した。小型船は船名や船籍登録書、所属する港がない「三無船」と呼ばれる船だった。

    中国側は謝罪と責任者の追及、賠償金の支払いを要求したが台湾側は拒否。中国は台湾が設定する「禁止水域」と「制限水域」について、管轄権を黙認していた従来の姿勢を一変させ、公船による進入とパトロールを常態化させていた。

    台湾側は対中関係の安定を喫緊の課題としているが、台北の政治学者は中国の動向について「米大統領選でトランプ前大統領が当選する可能性も見越し、対中圧力が強まるのを避けるために台湾など東アジアでの緊張を緩和しようとしている」と分析。台湾の民主進歩党政権を相手にしない立場は変わらないが、「経済が不調の中、台湾の投資を呼び戻したい思惑もある」と推察した。

    産経新聞 2024/7/30 17:37
    https://www.sankei.com/article/20240730-QB3NW47S2ZNZ3OWBL44DQNAF2M/


    【台湾当局に追われた中国漁船が転覆、漁師2人死亡事故 中台が「手打ち」合意 緊張緩和へ中国側譲歩も】の続きを読む

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    1: 昆虫図鑑 ★ 2024/07/24(水) 16:29:43.59 ID:wR8vvdvi
    [北京 24日 ロイター] - 中国政府は24日、中国にある多国籍企業で働く台湾人の社員について、法律を破らない限り恐れることはないと強調した。

    中国当局は今年6月、台湾独立を目指す「頑固な」分離主義者を処罰する指針を公表。最高刑は死刑とした。

    関係筋が以前、ロイターに語ったところでは、指針を受けて一部の外資系企業は台湾人従業員を中国から移動させることを検討している。

    中国台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は定例記者会見で、大半の台湾市民には警戒の必要はないと繰り返し、外資系企業で働く台湾人について言及。

    「多国籍企業で働く台湾人従業員を含む大多数の台湾同胞は、犯罪行為に手を染めない限り、本土で完全に安心して過ごすことができる」と語った。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/a91efd2b843c294d10480d36ebcfb51cafd15ca2

    【【中国】「法律破らない限り恐れる必要ない」多国籍企業の台湾社員に】の続きを読む

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    1: ばーど ★ 2024/07/07(日) 11:56:16.82 ID:d3qFuekd
    韓国と台湾の一人当たりGDPが、2024年中に日本を抜く。日本は、もはやアジアの代表国とは言えない。この状態を直視し、生産性の向上に取り組む必要がある。

    韓国と台湾が日本より豊かになる
    韓国と台湾の一人当たりGDPが今年中に日本を抜き、日本より豊かになる。

    今年の4月に公表されたIMFの世界経済見通しによれば、2024年における一人当たりGDPは、日本が33138ドルであるのに対して、韓国が34165ドル、台湾が34432ドルとなり、日本を抜く。

    ■日本、韓国、台湾の一人当たりGDP(ドル:IMFのデータより著者作成)

    一人あたりGDPで韓国と台湾が日本より豊かになるだろうとは、これまでも予測されていた。それが現実のものになるわけだ。

    日本を抜いた韓国と台湾の一人当たりGDPは、その後も日本との距離を広げる。2029年には、日本が40949ドルであるのに対して、韓国は42326ドル、台湾は43104ドルになると予測される。

    2023年には、ドイツのGDPが日本を抜いたことが話題になった。しかしGDPの総額は人口によって大きく影響されるので、国際的な経済力比較の指標としては、適切なものではない。一人当たりGDPで韓国や台湾に抜かれることのほうが、ずっと重要なニュースだ。

    なお、IMFの統計では、2024年における一人当たりGDPは、シンガポールが88447ドルで、香港は88446ドルだ。そして、アメリカは85372ドルだ。つまり、シンガポールはすでにアメリカより豊かな国になっており、香港は、ほぼ同程度だ。

    絶望的レベルに低下した日本企業の競争力
    ここ数年の急激な円安によって、日本の国際的な地位が急速に低下した。ドル表示の一人当たりGDPでの日本の地位の低下も、円安によって引き起こされている面が強い。

    ただ、それだけではなく、実体面で見ても、日本の没落ぶりは顕著だ。

    スイスのビジネススクールIMDが6月17日に発表した世界競争力ランキングでは、シンガポールが世界第1位となった。そして、香港が第5位、台湾が第8位、韓国が第20位だ。それに対して、日本は過去最低の第38位にまで落ち込んだ。

    日本企業の競争力は、絶望的なほどに落ちてしまった。 経済的に見て韓国や台湾が日本とほぼ同じ、あるいはそれより上というのは、一人当たりGDPだけのことではないのだ。

    もう一つの指標として、企業の時価総額で世界100位以内にランキングする企業数を見ると、日本は一社だ(トヨタ自動車)が、韓国、台湾も1社である(韓国はサムスン、台湾はTSMC)。これを見る限り、企業の実力も、日本、韓国、台湾でほぼ同じと考えてよいだろう。

    日本は人口が多いこと、順位ではTSMCやサムスンのほうがトヨタより上であることを考えれば、韓国、台湾の企業力のほうが日本より強いと考えることもできる。

    しかも、トヨタはガソリン車の製造会社であり、古いタイプの製造業に属する。それに対して、サムスンやTSMCは新しい時代の企業だ。だから将来性という点から見れば、韓国や台湾の方が日本より進んでいると考えることができる。

    なお、香港やシンガポールは人口が少ないので、このランキングでは上位に登場しない。

    高等教育の質の高さが経済成長の基礎にある
    1990年代の末、アジア通貨危機の中で韓国は国家的な危機に陥った。韓国のウォンが暴落し、韓国は対外債務を返済できなくなった。そしてIMFの管理下に置かれ、IMF特別融資でかろうじて生き延びた。

    この時の経験で韓国人は大きく変わった。生産性を高めなければ世界の中で生き延びていけないことを、思い知らされたのだ。

    そして教育に力を入れた。その結果、韓国の人材力は見違えるように高まった。

    留学生の数を見ても、前回の本欄で述べたように、日本より多い。人口あたりで見ればもっと多い。また、イギリスの調査機関であるTHE(タイムズ・ハイアー・エデュケーション)が作成する世界の大学ランキングにおいて上位100位以内に入る大学が3校ある。これは、日本の2校よりも多い。

    韓国の教育ブームは行き過ぎであり、異常なものだと批判する人も多い。そのような側面があることは否定できない。しかし、高い教育を求める熱意が人材の質を高め、高い成長率をもたらしていることは否定できない。

    韓国の教育ブームを批判するよりは、日本の高等教育のありかたを根本から見直すことこそ急務だ。

    以下全文はソース先で

    現代ビジネス 2024.07.07  一橋大学名誉教授 野口 悠紀雄
    https://gendai.media/articles/-/133178

    【今年、日本は「一人当たりGDP」で韓国と台湾に抜かれてしまう... その背後にある根本的な原因と欠陥】の続きを読む

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    1: @仮面ウニダー ★ 2024/06/29(土) 13:26:58.80 ID:uT8+l8O1
    2024年6月26日、韓国・東亜日報によると、李遠・台湾文化相が「韓流は衰退しつつある。これからは台湾流だ」と発言したことに対し、韓国の広報活動を行う誠信女子大学の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授が「韓国の文化に対する劣等感だ」と反発した。

    記事によると、李遠文化相は24日に行われたメディアとのインタビューで「台湾は韓流の成長に大きく寄与してきた」「韓流は過度な商業化により衰退し始めた。これからは台湾流だ」「台湾監督らによる最高の作品が今年公開される」などの趣旨の発言をした。

    これに対し徐教授は「韓流が世界に広がる中、21年には張軍・国連中国大使がキムチを漬ける写真と文章を自身のSNSに投稿して大きな波紋を呼んだ」とした上で、「台湾が韓流にある程度寄与したという部分は認めるが、中華圏のリーダーらの韓国文化に対する劣等感は今後さらに強くなると予想される」「韓国のコンテンツについてあれこれ意見するだけでなく、他国の文化を尊重することを学んでほしい。それこそが文化に対する正しい姿勢だ」と指摘したという。

    この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国がそんなにうらやましいのかな?」「台湾文化相の願望には興味ないよ」「香港映画は知っているけど、台湾映画は聞いたことがない」「自分たちは自分たちで頑張ればいい。なぜ他の国をおとしめる発言をするのか」「韓流が衰退しても、台湾流は韓流の足元にも及ばない」などの声が上がっている。

    一方で「韓流の商業化には同感する。過度な商業化は韓国のイメージを失墜させる。熱狂的なファンに依存するアイドル文化は特に問題だ」「韓流が衰退しているのは確実だよ。同じようなグループばかりだから飽きられる」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

    https://www.recordchina.co.jp/b936122-s39-c100-d0191.html


    【「韓流は衰退しつつある」台湾文化相の発言に、徐教授が反発「韓国の文化に対する劣等感」】の続きを読む

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    1: 仮面ウニダー ★ 2024/05/29(水) 06:46:07.75 ID:T9rX12OX

    台湾のネット掲示板に寄せられた、日本の差別に関する投稿が反響を呼んでいる。
    民視新聞台、三立新聞網など複数の台湾メディアが27日付で報じた。

    日本は台湾人が最も好む海外旅行先だが、最近では台湾人観光客が東京の焼肉店の二重価格に不満を漏らしたり、ドラッグストアで購入した点数よりも多い料金が取られていたりした問題が相次いで物議を醸している。

    そうした中、台湾のネット掲示板PTTで、東京在住だという台湾人留学生が日本での差別についてつづった。
    同留学生は「だいたい1カ月に1~2回は外国人であることを理由にいじめてくる日本人に出くわす」と告白。
    例として、「うちの学校は日本では珍しいデジタル学生証なのだが、通学定期券を購入しようと窓口に行くとこれではできないと言われた。
    説明しようとすると『あなたには手続きしませんのでお引き取り下さい』とぴしゃり。
    しかし、幸い隣の窓口の女性が間に入って『手続きできます』と言ってくれた」とのエピソードを紹介した。

    また、「飲食店に入ろうとしたところ、明らかに席がたくさん空いているのに席がないと言われた。
    テラス席も空いていたので『ここ空いてるじゃないですか』と言うと、店員は『いつもはテラス席は使わないので汚れているのです』と説明したが、テラス席で食事をしている日本人もいた。ここ(テラス席)でもいいからと言ったらようやく座らせてくれたが、
    食事中に日本人の客が来店したら、同じ店員が普通に店内に案内していた」ともつづった。

    同留学生は「友好的な人もいるが、こういう差別主義者に出会うと本当に気分が悪い。
    最初はどうしていいか分からなかったが、言い返せば相手は引き下がることに気付いてきた」としている。

    この投稿に、他のユーザーからは
    「定期券のはひどいね」
    「台湾では外国人に文句を言うのは見たことがないけど、日本では何度もある」
    「日本で仕事をしている家族は日本人の偽善的なところが嫌いと言っていた」
    「根本的には(日本人は)面倒臭いのが嫌なんだろう。日本語がうまくない外国人は何をするにもスムーズにいかないから」
    「外国人のイントネーションを笑うのは日本でしか見たことがない」
    などの声が上がった。

    一方で、
    「飲食店のはたぶん予約が入っていたんだろう」
    「言葉がうまく通じなかったことによる誤解の可能性もあるのでは?」
    「大騒ぎする外国人観光客が秩序を破壊して、(日本人は)うんざりしているのかも」
    「自国で外国人を見てうっとうしいと思うのは、分かる」
    「どの国にも良い人も悪い人もいる。一部が全部なわけではない」
    といった声も寄せられているという。
    (翻訳・編集/北田)

    Record China 2024年5月28日(火) 22時0分
    https://www.recordchina.co.jp/b934321-s25-c30-d0052.html

    【【台湾メディア】 「日本では月に1~2回は差別に遭う」、台湾人留学生の投稿に反響】の続きを読む

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    1: ばーど ★ 2024/05/26(日) 10:33:08.71 ID:AN62UhZu
    中国の呉大使が20日、台湾独立に日本が加担すれば「日本の民衆が火の中に引きずり込まれる」と発言した。日本政府は「極めて不適切」と外交ルートで抗議したが、甘すぎる。岸田政権は金杉憲治駐中国大使を召還(一時帰国)して、断固たる姿勢を示すべきだ。

    呉大使は東京の在日中国大使館で開いた台湾問題に関する座談会で、日本の超党派議員団が台湾の総統就任式に出席したことについて、「台湾独立勢力に加担する誤った政治的メッセージだ」と述べたうえで、問題の発言をした。

    呉大使は昨年4月にも記者会見で、同様の発言をして、日本が抗議した経緯がある。当時の対応の甘さが今回の発言を招いた、とみていい。

    要するに、日本は「中国にナメられた」のだ。

    今回も外交ルートを通じた抗議にとどめれば、大使はまた同様の発言を繰り返すか、さらに激しい言葉を使って日本を脅すだろう。

    これは南シナ海や東シナ海、沖縄県・尖閣諸島周辺で中国が繰り広げている威嚇行為と同じだ。相手の反応を見ながら、少しずつ挑発して、やがて、それを普通の状態にする。言葉を使った「サラミ戦術」である。

    狙いは何かと言えば、「対日外交」と「世論戦」で主導権を握る。これに尽きる。「中国は絶対に台湾を統一する。日本は口を出すな」という話だ。

    見逃せないのは、今回の発言が日本の国会議員団の活動に関連して発せられた点である。そもそも、日本の議員が台湾の総統就任式に出席したことについて、中国にあれこれ言われる筋合いは、まったくない。そこに干渉してきたのは、議員活動に圧力を加えるためだ。

    政府だけでなく、議員たちも大使発言に怒らなければいけない。これを見逃せば、次はもっと露骨に干渉してくるに決まっている。松原・元国家公安委員長は「呉大使を(外交関係のウィーン条約に基づく)『ペルソナ・ノン・グラータ』に指定して、国外追放すべきだ」という質問主意書を政府に提出した。当事者である議員たちも、毅然(きぜん)と対応すべきだ。

    中国は、台湾海峡の中間線を越えて戦闘機を台湾側に侵入させる行為を常態化するなど、台湾情勢は一段と厳しさを増している。この先も、緊張は高まりこそすれ、和らいでいく見通しはない。そこで、鍵を握るのは、米国もさることながら、日本の対応だ。

    中国共産党らしい「浅知恵」
    日本が米国との共同作戦能力を高めれば高めるほど、中国に不利になる。従って、中国は可能な限り、日米を分断したい。今回の発言も直接、日本国民を脅して、世論を台湾問題から遠ざけさせる狙いがあっただろう。

    いかにも、中国共産党らしい「浅知恵」だ。多くの国民は今回の発言を聞いて、むしろ「中国は怖い国」という印象を強めた。「そんな国が隣にいるなら、日本は一層、防衛力を高めなければならない」と考えたはずだ。「台湾有事は日本の有事」と、中国大使が実証してくれた形である。

    11月の米大統領選で、ドナルド・トランプ前大統領が勝利すれば、日本の役割はますます重くなる。米国の国益を最優先するトランプ氏は「台湾が日本の死活的国益であるなら、日本こそが最大限の貢献をすべきだ」と考えるだろう。

    ここで日本がおざなりな対応をすれば、米国の不信さえ招きかねない。ただでさえ、岸田首相と林芳正官房長官は「親中派」とみられている。岸田政権の対応は、中国との間合いを示す「試金石」になる。

    長谷川幸洋

    週刊フジ 2024/5/26 09:00
    https://www.sankei.com/article/20240526-GCZACXVUP5FLTOYWGYAES2WE5M/?outputType=theme_weekly-fuji

    【【長谷川幸洋】中国大使が恫喝で実証した「台湾有事は日本有事」 岸田政権はナメられた】の続きを読む

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    1: 仮面ウニダー ★ 2024/05/26(日) 12:38:48.79 ID:1TX4tO1v
    ー前略ー
    ・独立の動きとみた中国の懲罰的台湾包囲演習

     本演習を実施したのは、中国軍で台湾方面を管轄する東部戦区である。

     その報道官は5月23日、軍事演習に関し「台湾独立を図る動きに対する効果的な懲罰だ」とする談話を発表した。

     また、「台湾に干渉する外部勢力への厳正な警告だ」と強調したのは、米国や日本などを念頭に、
    台湾に対する協力連携を牽制・阻止することも目的であったことの表明である。

     今回の演習は、台湾国防部の発表によると軍艦15隻、海警局艦船16隻、軍用機33機の作戦展開が確認されている。
    ー中略ー

     専門家の間では、前回の演習は主として経済封鎖を目的としていたが、
    今回初めて本格的な台湾侵攻をシミュレートする軍事演習を行ったと指摘されている。

     また、中国軍が自国の沿岸に近い離島を標的としたのも今回が初めてとされる。

     このように、中国軍の演習が軍事侵攻を想定して次第にエスカレートし本格化・実戦化していると判断されることから、今後一段と警戒を強める必要があろう。

    ・米空母ロナルド・レーガンに課せられた使命

     ペロシ米下院議長(当時)の台湾訪問に対抗する前掲の2022年演習は、中国が警告を発した後に演習が開始された。

     今回の演習は中国が予告なく開始し、後から実施を明らかにしたところに大きな違いがある。

     しかし、米軍はそれを見越して空母ロナルド・レーガンがフィリピン海で活動し、
    南シナ海でオランダ海軍との二国間演習を実施したと見ることができよう。

     ロシアのウクライナ侵攻を数か月前に予見した米国の情報優越によるものと考えて間違いなかろう。

     第7艦隊の発表によると、南シナ海での共同作戦に参加した部隊は、米海軍の沿海域戦闘艦「USSモービル(LCS-26)」、貨物弾薬補給艦「USNSウォリー・シラー(T-AKE-8)」とオランダ海軍フリゲート艦「HNLMSトロンプ(F803)」である。
    ー中略ー

     他方、オランダは17世紀に中国や日本との貿易の中継基地として台湾を支配した歴史がある。以来、その結びつきは途切れていない。

     最近では、オランダの議会が、中国が一方的に台湾海峡の現状を変えることを受け入れないよう呼びかける決議案など、
    台湾に友好的な決議案二つを圧倒的多数で可決し、台湾を強力に支持する立場を明確にしている。

     オランダ海軍のフリゲート艦トロンプはこの後、6月26日から8月2日に予定されている環太平洋合同演習(RIMPAC)2024に参加するためにハワイへ向かっている。

     ロナルド・レーガンは5月16日、巡洋艦「ロバート・スモールズ(C-62)」、駆逐艦「ハワード(DDG-83)」とともに横須賀を出航し、日本における前方展開部隊の空母として最後のインド太平洋哨戒を行い、今年後半に米国に帰還する予定である。

     なお、後任は近代化改修が終わった空母「ジョージ・ワシントン」であり、同空母も日本へ向けて航海を始めている。

    ・「2027年問題」は決して疎かにできない
    ー後略ー
    樋口 譲次

    JBpress 2024.5.26(日)
    https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81194

    【米国は事前に知っていた、台湾侵略に向けた中国軍の軍事演習強行 米空母ロナルド・レーガンがオランダ軍艦とともに…】の続きを読む

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    1: 仮面ウニダー ★ 2024/05/22(水) 06:14:22.51 ID:RzU2iTwL
    中国の呉江浩駐日大使が日本と台湾の関係を巡り、中国の分裂に加担すれば「日本の民衆が火の中に引きずり込まれる」とした発言に対し、日本政府が外交ルートを通じて「極めて不適切だ」と厳重に抗議したことが分かった。
    政府筋が21日、明らかにした。

    呉氏は20日、日本の超党派議員団による台湾総統就任式への出席を「台湾独立勢力を公然と後押しした。断固反対する」と非難した上で「火の中に」と強く牽制。

    昨年4月にも記者会見で同様の発言をし、日本政府が抗議した経緯がある。

    2024/5/21 20:16
    https://www.sankei.com/article/20240521-BYDXXHG2JJKRPE5YUQAWIFUWTM/

    ※関連記事
    「民衆が火の中」発言の中国大使は「追放すべき」 松原仁氏が質問主意書
    https://www.sankei.com/article/20240521-OU6DREDDAJO43L777RGDPR3ELI/


    【【産経新聞】 中国大使の「民衆が火の中」発言、日本政府が厳重抗議 外交ルートで「極めて不適切」】の続きを読む

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    1: 香味焙煎 ★ 2024/05/16(木) 18:20:02.27 ID:dO4/0myN9
    日本を訪れている台湾の蒋万安・台北市長が自民党の麻生副総裁と会談したことについて、中国政府は「一つの中国」の原則を堅持するよう求め、不快感を示しました。

    蒋万安・台北市長は15日、自民党を訪れ、麻生副総裁らと会談、日本と台湾の関係を深めていくことを確認しました。

    これについて中国外務省の報道官は。

    中国外務省 汪文斌報道官
    「日本側が四つの政治文書の原則や精神を厳守し、実際の行動で『一つの中国の原則』を堅持し、台湾と民間や地方往来だけを保つという約束を守っていることを示すよう促す」

    蒋市長は蒋介石元総統のひ孫にあたり、「将来の総統候補」とも言われていて、今回、市長就任後初めて日本を訪れ、国際会議に出席。17日には超党派の国会議員連盟との会合にも臨みます。

    TBS NEWS DIG
    2024年5月16日(木) 18:10
    https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1174348?display=1

    【台湾・蒋万安台北市長と麻生太郎副総裁の会談に中国が不快感】の続きを読む

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    1: 名無しさん@涙目です。(愛媛県) [US] 2024/05/15(水) 16:59:11.78 ID:Qa5ryuzj0● BE:135853815-PLT(13000)

    原口 一博@kharaguchi
    戦争屋の罠に嵌るな。中国と台湾は、対立などしていない。対立させたい者が外にいるだけだ。

    https://twitter.com/kharaguchi/status/1790517528592298286


    【立憲・原口「戦争屋の罠に嵌るな。中国と台湾は対立などしていない。対立させたい者が外にいるだけだ」】の続きを読む

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    1: 名無しさん@涙目です。(愛媛県) [US] 2024/05/10(金) 17:22:39.28 ID:v6tYLy4h0● BE:135853815-PLT(13000)

    「台湾と日本は運命共同体」 頼次期総統が日華懇総会にビデオメッセージ

    (東京中央社)20日に総統就任を控える頼清徳(らいせいとく)副総統は9日、日本の国会内で開かれた超党派の議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)の総会にビデオメッセージを寄せ、台湾と日本の関係について「生死を共にする運命共同体となっている」「台湾有事はすなわち日本有事、日本有事はすなわち台湾有事だ」と強調した。

    頼副総統は、日華懇と台湾の友情は半世紀を超え、台日関係上重要な役割を果たしていると説明。日華懇が台湾の国際社会への参加を支持する決議案を毎年採択していることや、新型コロナウイルス流行時に日本から台湾へのワクチン供与や台湾から日本へのマスクなどの医療物資の提供の実現に貢献したことなどに言及し、台日関係を大きく進歩させたと語った。

    また今後は蔡英文(さいえいぶん)総統が築いた良好な基礎の上で、引き続き台湾の人々をけん引して日本など理念の近い国との交流や協力を拡大させたいと意欲を示した。さらに日本とは相互に信頼できるパートナーとなり、共同でインド太平洋地域の平和と安定により貢献することを望むとした。

    以下略
    https://japan.focustaiwan.tw/politics/202405100003

    【台湾次期総統「台湾と日本は運命共同体。台湾有事は日本有事、日本有事は台湾有事」 パヨクイライラへ】の続きを読む

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    1: 昆虫図鑑 ★ 2024/04/17(水) 18:39:04.49 ID:APHA59o5
     阪急交通社(大阪市)はゴールデンウイーク(4月24日~5月6日出発)の海外旅行・国内旅行の動向を発表した。海外旅行の人気旅行先ランキングの1位は「欧州」、国内旅行の1位は「関東」だった。

    海外旅行 人気旅行先ランキング
     海外旅行の人気旅行先ランキングは、1位「欧州」、2位「台湾」、3位「韓国」という結果となった。

     日数が短く手ごろな旅行代金のアジアの人気が高まる一方で、長い休暇を取得しやすいゴールデンウイークは、歴史・文化・自然など観光要素のそろった欧州が人気の旅行先となっている。国別ではイタリア、フランスの需要が高く、1カ国をじっくり巡る旅行が人気となっている。

     アジアでは台湾の伸長が顕著で、2023年の3倍以上の予約人数となっているほか、韓国も引き続き堅調。その他、モンゴルやウズベキスタンも大きな伸びを見せており、「いつかは訪ねてみたい秘境系ツアー」の人気も高まっている。

    国内旅行 人気旅行先ランキング、テーマ別ランキング
     国内旅行の人気旅行先ランキングは、1位「関東」、2位「近畿」、3位「中国地方」という結果だった。

     関東は邦船による小笠原諸島クルーズや季節の花の観賞を目的とした周遊ツアーが人気となっている。近畿、中国地方の人気は、日帰りバスツアーがけん引しており、前年比1.5倍となっている。

     国内旅行をテーマ別に見ると、4年に一度の逆打ち年にあたる「お遍路・巡礼」のツアーが前年比2.5倍となったほか、ミステリーツアー(予約時に目的地や行程が明かされていない旅行商品)も同1.8倍となっている。

     24年のゴールデンウイークは旅行代金や内容を検討しながら柔軟に出発日を選択する傾向が見られ、従来の繁忙期とは異なる4月24日、25日や5月5日が出発日のピークとなっている。

     調査対象は4月24日~5月6日出発の阪急交通社の募集型企画旅行。調査日は3月25日。

    ITmedia ビジネスオンライン

    https://news.yahoo.co.jp/articles/ff2b3f4013af61b3e2b677ff5c01ea9f08f5c739


    【【日本】GWに人気の海外旅行先 1位「欧州」、2位「台湾」、3位「韓国」】の続きを読む

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    1: 昆虫図鑑 ★ 2024/04/17(水) 18:33:11.21 ID:APHA59o5
    日本政府観光局は17日、2024年3月の訪日外国人が、単月としては史上初めて300万人を超えて、308万1600人だったと発表した。
    前の年の同じ月の約1.7倍で、コロナ禍前の2019年3月と比べても11.6%上回った。単月の数としては史上最多を更新した。
    春の桜シーズンによる訪日需要の高まりに加え、今年はイースター休暇が3月下旬から始まったため、訪日外国人数を押し上げた。

    国・地域別で見ると、3月に最も多く日本を訪問したのは韓国で66万3100人、次いで台湾が48万4400人、中国が45万2400人、アメリカ29万100人、香港23万1400人、タイ13万1700人となっている。
    韓国・台湾・香港などはコロナ前を上回ったが、中国はコロナ前の2019年3月よりもマイナス34.6%と下回っている。

    ベトナム、インド、アメリカ、カナダ、メキシコ、ドイツ、イタリア、北欧地区では単月として過去最高を記録し、韓国、台湾、香港、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、オーストラリア、アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域では、3月として過去最高だった。

    プライムオンライン編集部

    https://news.yahoo.co.jp/articles/10b196e89bbcab359dd1b7dcd9d2533f612a287c

    【訪日外国人が史上初めて300万人超え 3月は過去最高の308万1600人 1位は韓国で66万3100人】の続きを読む

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    1: ばーど ★ 2024/04/11(木) 18:24:24.49 ID:DzwQkqcS
    中国外務省の毛寧副報道局長は11日の記者会見で、日米が首脳会談で台湾問題に内政干渉したとして「強烈な不満と断固とした反対」を表明した。

    日米が共同声明に沖縄県・尖閣諸島が米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約5条の適用対象だと明記したことを巡り、毛氏は尖閣を中国固有の領土と主張し「中国の主権を侵害する不法行為に決然と対処する」と述べた。(共同)

    産経新聞 2024/4/11 17:57
    https://www.sankei.com/article/20240411-F2C2ZXZHWRK5NCEXPOJA3RFDBA/
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    【【中国】毛報道官、日米首脳会談巡り強烈な不満表明…台湾問題に内政干渉反対】の続きを読む

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    1: 朝一から閉店までφ ★ 2024/04/05(金) 19:03:13.84 ID:SmUAN9Ew
    Published
    2024/04/05 18:45 (JST)
    Updated
    2024/04/05 18:59 (JST)

     【花蓮共同】台湾東部沖地震で大きな被害が出た花蓮県の山間部で、日本の植民地統治下で建設された古い橋が崩落を免れた一方、隣接している比較的新しい橋が崩れ落ちたと、台湾紙の自由時報(電子版)が5日までに伝えた。インターネット上では、長さなどが異なるため単純に比較できないとの意見もあるが、頑丈さに驚く声も上がっている。

     崩落したのは沢のような場所に架かっている長さ約25mの橋。すぐ隣に架かっている古い橋はやや短い。古い橋は被災者の避難に使われている。地元当局は、古い橋を補強して小型車が通れるようにする計画だ。

     地震では山間部の橋や道路が壊れ、多くの人が孤立する事態が起きている。

    共同通信社
    https://nordot.app/1148916155207778651

    【台湾、日本統治時の橋崩落せず ネットで頑丈さに驚く声】の続きを読む

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    1: うんち(茸) [US] 2024/04/04(木) 22:21:23.98 ID:iHt9xwVA0 BE:271912485-2BP(1500)
    sssp://img.5ch.net/ico/nida.gif
    ソース
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    参考
    一方地震大国ニッポン
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    11日になってようやく場所によってはこういうのが導入される
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    http://5ch.net

    【地震発生直後の台湾の避難所、日本との差が凄いと話題にwwwwwwwwwwww】の続きを読む

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    1: 朝一から閉店までφ ★ 2024/04/03(水) 22:45:51.49 ID:T2PKD6m/
    2024年04月03日20時32分配信

     【北京時事】中国政府で台湾政策を担う国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は3日、
    台湾東部沿岸を震源とする地震の発生を受け、救援の意向があると表明した。
    これに対し台湾当局は同日、必要ないとして中国側の申し出を断った。台湾統一に向けて利用されることを警戒したとみられる。

     朱報道官は「被災した台湾同胞に心よりお見舞い申し上げる」とした上で、
    「状況を注視し、救援を行いたい」と呼び掛けた。台湾の中央通信社によると、台湾で対中政策を所管する大陸委員会は謝意を表しながらも
    「(中国)大陸側に災害救助に協力してもらう必要性はない」と突っぱねた。

    https://www.jiji.com/jc/article?k=2024040300726&g=int

    最終更新:2024年04月03日21時31分

    【中国、救援の意向 台湾側「必要ない」】の続きを読む

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    1: 尺アジ ★ 2024/04/03(水) 20:08:56.01 ID:FEQYgLhz9
     蔡英文台湾総統(68)は、自身のXで、3日、台湾東部で起きた地震に対する岸田首相や日本からのメッセージに日本語で感謝の意を示した。

     岸田首相は自身のXで「被害に遭われた方々に対し、心からお見舞い申し上げます」などと、日本語と中国語でメッセージを投稿していた。

     これを受け蔡総統は「岸田首相からお見舞いの言葉をいただき、感謝申し上げます。台湾にいる私たちの心に温もりを届けてくれました」と反応。

     さらに日本からのSNSの応援メッセージにも「私自身も、日本の方々がSNSで台湾を応援するメッセージを書き込んでいるのを目にし、改めて台湾と日本の友好を感じました」と感謝。

    ※続きは以下ソースをご確認下さい

    4/3(水) 16:48
    スポニチアネックス
    https://news.yahoo.co.jp/articles/628b5ba2f62f05bbbc176b7c01bf203353e1d06f

    【蔡英文台湾総統 地震への日本の応援に感謝 自身Xで「改めて台湾と日本の友好を感じました」】の続きを読む

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    1: 名無しさん@涙目です。(ジパング) [CN] 2024/03/30(土) 01:27:21.73 ID:2a8GZKwN0 BE:902666507-2BP(1500)

    中国の軍事的な圧力を受ける台湾の当局は、「空母キラー」と呼ばれる小型艦の量産を急いでいて、26日当初の計画より大幅に早く新たに2隻が海軍に引き渡されました。

    この小型艦は台湾の造船会社が建造し、量産型の1隻目が2021年9月に就役しました。

    中国軍の艦艇や航空機が台湾周辺での活動を活発化させているのを受け、台湾当局はおととしから5か年の特別予算を編成してこの小型艦の量産を急いでいて、26日当初の計画より20か月前倒しして、5隻目と6隻目が新たに海軍に引き渡されました。

    船体は高速で安定して航行できるよう双胴型になっていて、敵のレーダーに探知されにくいステルス性を備え、対艦ミサイルと対空ミサイルを装備し、台湾メディアは「空母キラー」と呼んでいます。

    (略)

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240326/k10014402791000.html

    【台湾が量産し始めた「ステルス軍艦」実際これで中国に対抗できるものなの?】の続きを読む

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    1: ばーど ★ 2024/03/27(水) 18:36:45.01 ID:9hgroGou
    【03月27日 KOREA WAVE】先日亡くなった日本の漫画家、鳥山明さんの漫画「ドラゴンボール」には「フュージョン」という技術が登場する。性質が異なる2人の人物が合体して両方の能力を備えるようになる技術だ。世界最大の半導体受託生産会社(ファウンドリー)である台湾積体電路製造(TSMC)の最近の対日投資の動きも、日本とのフュージョンに近い。他の国に比べて相対的に安い人件費、優秀な技術力と莫大な補助金を提供する日本を、自社の最先端工程の新たな拠点にするという構想だ。

    当初、TSMCの有力なフュージョン対象は米国だった。自国の半導体産業の拡大を狙う米国は、TSMCや韓国サムスン電子など大型ファウンドリー企業はもちろん、ファウンドリー事業をしなかったインテルにまで半導体投資を促した。TSMCは直ちに、米アリゾナ州に53兆ウォン(1ウォン=約0.11円)を投入し、工場を建設すると発表した。米エヌビディアなど主要顧客との地理的距離、米政府が約束した補助金と協力会社の相乗効果などを狙った。

    しかし、いざふたを開けると、TSMCの構想とは異なる流れとなった。米国内の強硬労組との確執、過度なTSMC依存度を懸念した米顧客企業の離脱傾向と高い建築費用が予想より大きな負担を与えた。さらに、ファウンドリー進出を宣言した自国企業のインテルやマイクロンはもとより、TSMCより投資規模の小さいサムスン電子も、同様の金額の補助金を受けるだろうという点が、プライドを傷つけた。台湾の業界関係者は「米国では部品と原材料を十分に手に入れることができず、熟練技術者も足りず良い投資先ではないという認識がある」と話した。

    フュージョン対象を日本に変えたのもこのためだ。日本は地理的に台湾に近く、台湾の技術者を求めやすく、熟練した日本の技術者の確保も容易だ。また、米国に比べて人件費が安いうえ、日本政府が10兆ウォンを超える補助金を約束したという点もメリットだ。TSMCが最近竣工式を開いた熊本第1工場で、現地人エンジニアを募集する際に掲げた平均月給は300~400万ウォン水準だと知らされた。米国の半分の水準だ。

    韓国の半導体が台湾・日本のフュージョンを注視する理由もここにある。台湾の先進ファウンドリー技術力と日本の優秀な素材・部品・装備の競争力が合わされば、予想より成長の勢いが速くなるという見通しから始まった。台湾業界が半導体を設計するファブレス(メディアテック)と架け橋の役割をするデザインハウス(GUC)、生産するファウンドリー(TSMC)に続き、素材・部品・装備の競争力まで備えることになれば原価節減・技術優位を確保することができる。

    韓国の業界は、今も台湾に比べてファブレス・デザインハウスの競争力が落ち、日本よりは素材・部品・装備の競争力が低い。特にファウンドリー分野ではファブレス-デザインハウス-素材・部品・装備の生態系構築が必須だ。次第に広がるサムスンとTSMC間のファウンドリー格差も脆弱な生態系のせいだという懸念も出ている。トレンドフォースによると、TSMCの昨年第4四半期のファウンドリー占有率は61.2%で、サムスン電子(11.3%)と49.9ポイントの差がある。

    新たなライバルが登場するという点も気がかりだ。日本のラピダスはTSMCと協力して2027年に2ナノ量産を目標にしている。先端工程である2ナノはサムスン電子がTSMCを抜く武器として出したカードだ。業界関係者は「まだ日本の半導体が2ナノ以下工程を高い歩留まりで生産できるとは見ていない」としながらも「台湾のファウンドリー技術力が移植されれば生産プロセスの高度化速度が速くなるのは問題」と指摘した。【MONEYTODAY オ・ジニョン記者】

    3/27(水) 13:03 KOREA WAVE
    https://news.yahoo.co.jp/articles/55fb540a6f13296708e889d76a55089eadbcc2e5


    【【半導体】米国に傷つき、日本に密着した台湾TSMCに、韓国が緊張するわけ】の続きを読む

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